第5夜 ページ6
「大変だーーー!!!」
女性が家にかけこんできた
「大変だよ、エスラさん!!シンドバッドが...!」
シンドバッド、その名前にそこにいた皆が反応した
・
・
((ワーワーワー
男「私は西方辺境部隊小隊長ドラグル。その私がもう一度だけいってやる...ティソン村のシンドバッド...貴様に軍からの召集命令が降りた。3日後に準備を済ませ、軍に入隊しろ。以上が我らからの伝令だ...わかったか。」
シン「...嫌だといったら?」
ドラグル「......」
((ガッ
ドラグルがシンドバッドのことを蹴った
ドラグル「貴様に拒否権などない...これは軍からの正式な命令なのだ!」
ユナン「.....これは一体何が起こっているんだい?」
近くに居た女性に聞いた
「シンドバッドに軍の召集命令が降りたのよ...でもシンはそれを断って...そしたらあの兵士達が暴力を...!」
「シン兄ちゃんになにするんだー!」
これを見て酷いと少女は思ったのか
あ「ちょっと、話してきていい?」
と言いながら人混みにはいっていこうとした
ユナン「絶対だめ」
だがユナンが即答したため、少女は傍観するしかなかった
兵士1「うるさいぞ、静まれ!!」
兵士2「貴様らも何を見ている!」
兵士1「自分たちの仕事に戻れー!」
ドラグル「......フン...この村も女子供ばかりか...この村で召集できる労働力も残り少ない。上にはそのように報告をまとめろ。」
兵士「は!!」
シン「......おい...待てよ.....」
シンドバッドがよろめきながら立ち上がった
シン「女子供ばかり...?労働力がすくない...?お前らは...俺達を何だと思っているんだ...?」
ドラグル「......言葉の通りだが?国民は国にとって貴重な労働力。皆、戦争のために汗水流して働くのが当然ではないか。貴様も他の国民を見習い労働すべきではないか?“兵役の労働”を、な!!」
シン「兵役が労働だって...?そんなの...労働じゃない。俺の父さんは出兵して帰ってこなかった.....この村の男達全員もだ。俺達は戦争の道具なんかじゃない!俺は....入隊なんて絶対しない!!」
「そうだ...」
「シンの言う通りよ」
「私達もずっとそう思ってきたんだ!」
「私達は戦争の道具なんかじゃない!!」
「なにが労働だ!!」
「ふざけるな!!」
「戦争なんて私達を苦しめるだけじゃないか!!」
兵士1「な、なんだこいつら!?」
兵士2「他の村は従順に従ったのに...なぜこの村はこんなに反発するんだ!?」
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練紅龍 - 藤海友さん» 遅れてすいません!ありがたいです!しかし煌帝国を何処に入れようか迷って更新停止に…馬鹿ですね… (2015年8月19日 0時) (レス) id: 1069086f40 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍 - アヤさん» 大変遅れてすいません!そのように言っていただき光栄です(/・ω・´\) (2015年8月19日 0時) (レス) id: 1069086f40 (このIDを非表示/違反報告)
藤海友 - 面白いので頑張ってください!!! (2015年7月8日 21時) (レス) id: a0f2e52ec7 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - ユナンー!はっ!えーっととってもおもしろかったです!!! (2015年3月22日 7時) (レス) id: 1ca812ec86 (このIDを非表示/違反報告)
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