88.My Best Friend ページ16
？『……い、起きろ、おーい、琴音ー』
誰かが俺の体を揺らし、眠りから醒まそうとしている。
この声は……あいつの……？
声に応えるように目を開けると、薄暗い教室と、一番の親友の姿が映った。
｢ん"ん"……何さ……｣
？『なんつー声出してんだお前wつーか次移動教室だぞ。私教室の鍵閉めなきゃだからはよ出て』
｢あ、悪ぃ悪iって誰もいねえしびっくらこいたわ(ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ｣←(椅子)
？『当たり前だろ、今授業始まる一分前なんだから』
｢うわマジか……;;｣
そう話しながら、机に置いてあった教科書と筆箱を急いで抱え、二人で教室を飛び出した。
？『言っとくけど、お前かなりぐっすりだったみたいでどんだけ揺さぶっても起きなかったからな。文句は受け付けないぞー』
｢すまん……マジですまん……;;｣
別に慣れたから大丈夫だって、と言いながら鍵をかけ、ガチャンという音が始業直前の静かな廊下に響き渡る。
？『さ、行くぞ。ちょっと遅れてもトイレ行ってた事にすりゃなんとかなるだろ、あの先生緩いし』
そうだな、と返事をし終わらないうちに、彼女が俺の右手首を掴んで駆け出した。
｢ちょっ、待って待って、早い、早いって──｣
｢──奏！｣
右手を天井に向かって突き出し、親友の名を呼んだと同時に意識が覚醒した。
少しの間夢と現の境が曖昧だったが、しばらくしてくると突き出したままの右腕が疲れてきて、現実に引き戻された。
右腕を降ろして起き上がり、辺りを見回してみる。
ごみ捨て場のようだが……落下地点のすぐそばに決意の光なんて無かったはずだ。
つーかそもそも、ここって落下地点じゃないよな……;;
あ、inkが運んでくれたのかな。後でお礼言わなきゃ。
……にしても、あの助けてくれた暗いやつは結局なんだったんだろ。それにあの声、確実にGaster博士なんだよな……。
……もしかしたら、博士が助けてくれたのかもしれないな。だとしたらカップ麺持ってかなきゃ……(((
＊槍の雨、Gasterの声、親友が出た夢。
＊色々あって疲れてきたが、それでも決意で満たされた。
……奏、元気にしてるといいな……。
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†ノルン†(プロフ) - カド松さん» ｱｯｯｯｯご指摘ありがとうございます修正してきます！！！当方の確認不足です本当に申し訳ない切腹します！！！！！！！(ｸﾞｻｰ) (2021年4月1日 13時) (
レス) id: 736d31cea0 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 傘オルゴールは一応本家ならmemoryって曲だったはず。でもundertaleの一部なのであってるですね (2021年4月1日 9時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
松野アヤ松(プロフ) - 平成最後の年越しのやつホラーとサンズニキのやり取りが尊すぎて…可愛すぎかよ！！って思いました。 (2019年9月14日 23時) (レス) id: a6d6e609d9 (このIDを非表示/違反報告)
†ノルン† - りんごっこさん» ありがとうございます！これからも精進させていただきます！ (2018年10月10日 22時) (レス) id: 03448f2644 (このIDを非表示/違反報告)
りんごっこ - 言うの遅くなりましたが…続編おめでとうございます！！これからも頑張って下さい(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2018年10月10日 7時) (レス) id: ea5b0a9e83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真綿ノルン | 作成日時：2018年10月6日 15時
