さよなら氷織くん【氷織羊】

episode8 ページ9

A視点









氷織くんは、放課後にりす かをしていた。

なんで？
学校からいえに帰っても、お風呂に入ってもその何故は消えない。


そこで思い出す、友達の言葉


「 なんか、家が毒親？らしいけど…羊君ガチで漫画の主人公って感じ!! 」



彼は主人公なんかでは無い。
唯の病んでる人だ。


やっぱり、氷織くんの家に問題があるのかな…









って、そもそも私が考える話じゃないか…

あれは事故みたいなもんだし…




　「 (あほらし、もう寝よ…) 」




このまま私は夢の中へとゴートゥー……






ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ




　「 もう… 」


そういえばこの時間は友達の今日の羊君との発展…言わば恋愛相談を受けている時間だった。

昨日までなら他人の恋バナを聞いてて面白おかしかったけど、今となっては羊君の単語もタブーだ。




　「 ごめん、美沙… 今日調子悪いから今度でもいい？ 」


とりあえず、3コール目がなる前に通話ボタンを押す。






氷織「 美沙ちゃんや無いよ 」


氷織「 氷織、やよAちゃん 」



いつも友達が言っていた「優しい声」が私には恐怖でしか無かった。

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