【おそ松さん・ホラー】もう、何も奪わないで･･･。

【嘘ｶ真ｶ】 ページ43

『･･･え？どう言うこと･･･?!』



おそ「だからさぁ、コイツはチョロ松に見えてチョロ松じゃねぇんだよ。」






『待ってよ。絶対にチョロ松じゃないって言える証拠あるの?!!』


おそ「あるに決まってんだろ。さっきみたいにこんな所で嘘つかねーって。」









チョロ(?)「･･･どう言うこと？おそ松兄さん。」






おそ「じゃあ問題〜。チョロ松は、俺と二人きりのとき、俺のこと何と呼んでるでしょーかぁ？」





『･･･!!』



チョロ(?)「･････････。」







おそ「本物のチョロ松なら、分かるよな？なァ??」






少し挑発気味のおそ松がチョロ松(?)に近付く。









そして。









おそ「ざぁ〜んねん。時間切れ!!」



チョロ(?)「･････････。」









おそ「チョロ松は、俺と二人きりのとき･･･」









その時、チョロ松(?)が、おそ松に殴ろうとする。


それをおそ松は綺麗に避けて、こう言う。






おそ「もう１つ、チョロ松の特徴。
お前みたいに、殴るの遅くねぇから。
チョロ松は、名前の通りチョロチョロしてっから、お前なんかと違ぇんだよ!!!あ“ぁん?!?!」



『･･･ねぇ、本当にチョロ松じゃないの？ねぇ!!!』






Aが叫ぶ。でもチョロ松(?)には聞こえていない。






またチョロ松(?)が殴ろうとした。



次は、おそ松にちゃんとヒットする。









おそ「２つ目〜。チョロ松の殴りってさぁ、
兄弟には優しいんだよねェ？お前本気で殴るってw余計チョロ松じゃねーわwww」









おそ「残念だけどさァ」









そう言った瞬間、チョロ松(?)が真っ二つに切れた。


おそ松が刃の欠けたノコギリで切ったのだ。









おそ「俺長男だから、分かりたくなくても分かっちゃうんだよね。愛しの弟達のこと。だからさァ、舐めんじゃねぇぞｯｯ!!!!!」









おそ松の怒号が、誰もいない理科室前の廊下に響いていった。

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