【オリジナル】個性豊かな男子生徒との学園生活

春の一コマ　その4 ページ8

名簿確認と先生の自己紹介が終わって一息。ぷふぅ。
次の授業は生徒の自己紹介だってー。なにについて話そうかな？
「Aちゃーん！朝の話の続きしよー！！個人的名シーン集の続き！！」
「了解！！どこまで話したっけ？第三位まで？」
「そうそう！気になりすぎて先生の話に集中できなかったよー」

ガラガラガラ…
「おはようございます。」

んぇ？誰だろぅ。
「あっ！Aちゃん、あの人、峰岸くんじゃないかな？ほら、朝礼のときいなかった人。」
「あぁ〜、今いないのその人だけっぽいし、そうかも？」
うはぇ〜。ミネギシ君、背たっかいなぁ。ヘタしたら凛よりもデカいぞぉ？

「おぉ、峰岸！どうした？体調不良だったか？」
「いえ、先生。寝坊しただけです。」
「お、おう…」
「いつもより学校に行くのが遅かったので二度寝しちゃいました。」

おぉ〜。光君の言うとおり、ミネギシ君っぽいね。
「ん？今日っていつもより学校始まるの遅いよね？なのに寝坊…？」
「うーん、たぶんだけど、朝いつもどうり起きて、『学校始まるまでまだ時間ある！寝よう！！』ってなったかんじじゃないかな？ボク、時々やるもん。」
「へぇ〜。私、いっつもこういう時は遅めに起きるからなぁ。」
あ、ミネギシ君、目を離した隙にもう机に突っ伏して寝てる。すっごい早業だぁ！

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