六話目 ページ7
いつも通りの時間に目が覚めた。
「むにゃ…」
『…』
天使かな?←
じゃなくて、少し考え事をしなくちゃ。
私はこんなだけどちゃんと神様。
術が得意で基本的に加護をしてるよ。
私が特別なのか不明だけど私と長い間一緒に居る、又は私が相手を愛し子と決めると相手は不老不死になってしまう。
愛し子と決めるというのは、一人しか決められないもので次出会った時に不老不死になってしまうものだ。
会わない間は相手に加護が与えられる。
『気をつけないといけないよね、…真冬くんが望むのなら別として。』
もう少ししたらこれについても話すとして、今は朝ごはんを作ってこよう。
よし、出来た。
そろそろ起きてるかな〜?
「あ、おはようございますAさん!」
『おはよう、真冬くん。』
なんか昨日の怯えた感じ(?)がすっかり無くなっていて安心した。
『朝ごはん、できてるよ!』
「はい!」
今日も幸せそうにご飯を食べてくれて嬉しいよ、私( ˙꒳˙ )←
『本当美味しそうに食べてくれるよね、真冬くん。』
「そうですか?あ、手伝います!」
食器洗いを手伝ってくれるなんて優しいすぎる。
『ありがとう、』
「いえ、」
あ、あれから顔に付けてたベールは外してくれるようになった。
私?私は外してない←
多分後で真冬くんにつっこまれる。
『…よし、終わったね。手、冷たくない?』
「ちょっと冷たいですw」
だよね、タオルタオル。
『はい、タオル!』
「ありがとうございます!」
真冬くんが手を拭いた後、何故かタオルを持って私を見ている。
『…?どうしたの?』
「…手、出してください。」
『え、う、うん。』
手を出すと、何故か真冬くんに手を拭かれた。
『え、え!?じ、自分で拭けるよ!?』
「僕が拭きたいだけですw」
『え、そ、そっか?』
なんか恥ずかしい気分になったんだけど…()
『あー、ありがとう…』
「いえいえ、タオルどうしたらいいですか?」
『あ、洗濯機に入れて置いてくれる?こっちだよー』
「はーい!」
よし、完了。
『真冬くん、なにかしたいことある?』
本当は仕事しないとなんだけどね←
「お仕事、とかないんですか?」
『うっ。』
心が読まれてしまった←
「…あるん、ですね?」
『ま、まぁ、一応。…でも、大丈夫だよ?』
「で、でも…じゃっ、じゃあ、先に終わらせてくださいよ!」
なんか宿題を早くやりなさい、って言われてる子供の気分を味わいました_。←
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