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そして、長い食事は終わり、皆で片付け。
いつも通り酔っ払ったシンドバッドとシャルルカン。
ピスティは途中から要注意人物にされ途中退場。
ドラコーンが二人を抱え部屋へ。
「私も手伝うわ」
『姫様はお部屋に戻っていて下さい、私達がしますので』
「いつも悪いわ」
『いいえ、好きでやっていますから』
「...そう、じゃあお言葉に甘えて」
『はい、甘えて下さい』
無理はしないでね、と、
優しく笑いかけて彼女へ言った。
「あ、ヤムライハ、」
『？はい、何でしょうか』
「終わったら、真っ直ぐ帰って来てと伝えておいて」
不意の彼女の綺麗過ぎる笑顔はずるいもので。
「ジャーファルに」
同姓でも見惚れてしまうのだから。
『あ.....、は...はいぃ.....』
ヤムライハは既にその笑顔に何度もやられたが、
今もやられた。
じゃあね、と言って、Aは部屋を出た。
『(綺麗過ぎて.....心臓が...あああ...)』
彼女の魅力に惚けていると、
『ヤムライハ、運び終わりましたか？』
『きゃーーーッ！！』
『えええ！？何ですか！？』
『.....ビックリした』
『....こっちのセリフです』
二次災害。
『...あ、姫様から伝言です』
『伝言？何ですか』
『終わったら真っ直ぐ帰って来い、と』
『はあ、』
ジャーファルは、ふ、と笑う。
『同じ部屋なのだから、そんな事言われなくても帰るのにね』
こちらもまた、
優し過ぎるくらいの笑みを浮かべる。
その伏し目がちの横顔は端麗だった。
『.....』
そして、彼の大人の気品にも言葉を失う。
『.....はあああ...』
『ヤ、ヤムライハ？大丈夫ですか？気分でも....』
急にしゃがみこんだ彼女を心配そうに見下ろす。
『姫様もジャーファルさんも綺麗過ぎです....』
と。
『.....はあ？』
『大人で、綺麗で、格好良いんです』
『....ごめん、何の話？』
唐突に褒められる彼の頭には疑問の文字。
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美波(プロフ) - 藤さんが書かれる作品どれも大好きです！ (2018年8月31日 3時) (
レス) id: c5c29d712e (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - ぱふぃさん» ありがとうございます！これからも応援よろしくです（*＾＾*） (2017年9月8日 16時) (レス) id: 23a9472844 (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぃ(プロフ) - 更新待ちわびていました！大好きなシリーズです。無理せず、これからも更新頑張ってください(●´ω｀●) (2017年3月29日 21時) (レス) id: 218c9ce832 (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - 聖菜さん» 遅くなってすいませんでした！！これからもよろしくです！ (2017年2月25日 11時) (レス) id: 23a9472844 (このIDを非表示/違反報告)
聖菜(プロフ) - 更新待ってました！！！！！！！！！これからも頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2017年2月21日 0時) (レス) id: face21115d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤
| 作成日時：2014年4月27日 18時
