Task EX 『死神の囁き』 (ページ8)

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私は黙って奴を見据える。

『私はね、銘ちゃんに一目惚れしたんだよ。

表情一つ変えず銃をぶっ放す…

その涼しい横顔、冷たい目。

あの顔を歪ませたい…！

そう思ったんだよ。』

「とんでもない思考回路だな、オイ。」

『それがボクさ。だから大人しく斬られてほしいなー。』

「今の私は、昔の私とは違う。ま、斬られるのは全面的にお断りだが。」

『じゃあ別にいいよ、他の誰かを斬ればいい話だから…！』

と、背中に刺さっているチェーンソーや鎌などの武器が抜け、宙に浮かぶ。

『これでも喰らえッ(笑)』

と笑みを零しながら、武器を6人へ放つ。

「このッ！」

アクセルテクターを装着し、皆の前に立つ。

「銘やめろ！」

「銘ちゃんダメ！」

銃を乱射し、いくつかは軌道を外れたが残りの鎌やチェーンソーが私に当たる。

テクターのおかげで胸は貫通はしなかったが、脇腹にチェーンソーが軽く刺さる。

「っあぶねー。」

『うふふ、銘ちゃんかっこいー。』

「冗談でもこんなモノ投げちゃいけないよ？」

と、チェーンソーを捨てる。

『ふーん。そんなことまだ言ってられるんだねぇ。』

奴の攻撃は止まない。

『そろそろほんきよ。』

そう言う奴の目が変わった。

やばい。と本能が叫んでいるような気がした。

「来いスミレ…！」

と、グリームガンをソードに変え構える。

『Purple violet violence!』

さっきのチェーンソーや鎌が襲いかかってくる。