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SGS前の公園に出てくる。
ここなら近くに建物もなく安全だ。
「あれぇ、追いかけっこおわり？」
「あぁ。」
と、振り向く。
「んじゃ、お楽しみの時間だねぇ。」
「止めとけ、今の私には勝てない。」
「どういうことかなー？？？」
「理由はどうあれ無駄だ、やめとけ。」
チェンジャーがある限り、普通の人間には負けはしない。
「銘！大丈夫か。」
と、6人がやってきた。
「ありゃりゃ、邪魔なのが増えちゃった。」
「蒼太こそ、大丈夫？」
「微量の睡眠薬は効かないからね。」
と、言われた。
寝たフリされたのか。
「じゃあ銘ちゃんにとっておきを、見せてあげるね。」
「とっておき？」
「うん、銘ちゃんが変わっていくようにー。
…私も変わっていくんだよ？」
「どういう意味だ。」
「私ね…人間辞めたの♪
それを1番に銘ちゃんに教えてあげたくって来たんだよ！」
「お前何言ってんだ…」
「ぅふふ…見ててね私の新しい姿…！」
と、チェーンソーを振り回し紫の風が巻き起こる。
風が止んだ先には、怪物に成り果てたスミレがいた。
「まじかよ。」
『うふふふふ…』
片手にチェーンソー、もう片方に大鎌。
あれに斬り裂かれるのはごめんだ。
痛いとかそんなので済みそうにない。
「皆、行くよっ！」
「「「あぁ！/おぅ！/うん！」」」
「レディ！ボウケンジャー、スタート・アップ！」
「ゴーゴーチェンジャー、スタート・アップ！」
アクセルスーツが身を包む。
「熱き冒険者、ボウケンレッド！」
「迅き冒険者、ボウケンブラック！」
「高き冒険者、ボウケンブルー！」
「強き冒険者、ボウケンイエロー！」
「深き冒険者、ボウケンピンク！」
「眩き冒険者、ボウケンシルバー！」
「煌き冒険者、ボウケンゴールド！」
「果てなき冒険魂(スピリッツ)、」
「「「轟轟戦隊ボウケンジャー！」」」
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作者名：Na | 作成日時：2016年7月6日 13時
