22話 ページ29
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兄は終わったらしく外で社長と合流した。
「A、私のお菓子は?」
「たべた。」
「えッ」
「おっ、海に来るよ。救助は頼んだ。」
兄は空を見上げている。
私も空を見上げると鏡花ちゃんがいる飛行機が
落ちかけている白鯨へ向かっている。
「怪我人は与謝野先生に、軽症はこの薬箱で、でしょ?」
「あぁ。与謝野さんに習った通りにすればいい。」
私は救助担当。
まぁ、一応。
「ほんとに大丈夫だよね…?」
「あぁ、敦くんと鏡花ちゃんなら。」
「すごい信頼関係だなぁ。もう落ちてきそうなので行ってきます。」
私は建物から離れ海の方向へ向かった。
「気をつけ給えよー!」
「うん!」
するとドーン!!!という爆発音が聞こえる。
ようやくぶつかったらしい。
私は海を見る。
するとすぐに見つかったのは敦くんたち。
海を流れてこっちに来ている。
私は直ぐに飛び込み救出した。
「ふぅ………」
「ゲホッ……ゴホッ…あ”っ、ありがとう、ございます…ケホッ…」
どうやら敦くんは水を多く吸ったらしい。かなり咳き込んでいた。
「オタクく………芥川くんは大丈夫?」
「だ、大丈夫です……Aさん…」
私は鏡花ちゃんを探そうと海を見渡す。
「……いない…」
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カマポコ☆ - エッッッ好きです?!いや続き見た過ぎて陸に打ち上げられた魚になりました()え、え? とりま更新頑張ってください!!!応援してます!! (2022年1月5日 2時) (レス) @page34 id: 186ecad035 (このIDを非表示/違反報告)
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