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2. ページ10

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そのやたら鮮やかな赤色のドレスを取り出してみる。


…いやいや、他にもっとあったじゃん。






フィ「着てみなくていいのか?」

「アンタが見たいだけなんじゃないの」






パーティーは明日。

それなら、もう着るものはどうしようもないだろう。







僕は意を決して、着ていた服を脱ぎ始める。


別に今更この男の前で裸になることくらい恥ずかしくもなんともない。






「ちょっと、後ろ止めて」

フィ「分かった」





フランシスに背を向けると、目の前には都合よく大きな鏡が。


着てみてから分かったことがひとつ。





「露出高くない?」






鎖骨から肩にかけてが、やたら開いている。


これはたしか、オフショルダーというやつだ。





女性から見ると憧れのブランドなのだろう。

繊細なレースが全体を華やかに飾り、胸元には大量のスワロフスキーが付けられている。




だが、残念ながら僕は男である。






フィ「やはりよく似合っているな」

「…どこからどう見たって男ですけど」






たしかに僕は、一般的な男にしては華奢な方だ。

その辺の自覚はある。



…だがそれにしたって、この露出具合はいただけない。







フィ「明日は妻が化粧とヘアセットをするそうだ」

「は?何であの人が」

フィ「この話をしたら、是非やりたいと言っていてね」


「ふうん、そう」





本人が言うのなら、仕方がないか。




仕事は勿論こなすが、不安しかない。

…別に、一通りの変装術とかは身についているけど、あまり実践しないし。






僕は鏡に映る自分の姿を見て盛大にため息をついた。



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3.→←パーティーと思惑 1.



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト,男主 , 番外編   
作品ジャンル:アニメ
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春海。・:+°(プロフ) - ゆきめさん» コメントありがとうございます。完全な捏造です。遥か昔はこんなんだったら美味しいなっていうごくごく個人的な妄想ですので、不快な印象を与えてしまい申し訳ありません。現在は奥様一筋である姿を本編でそれとなく匂わせていたつもりでしたが、私の力不足です… (2017年6月8日 22時) (レス) id: 45c2ed30e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきめ - あれ、フィッツジェラルドさんって奥さんをほったらかしにして、誰かと不倫するようなゲス野郎でしたっけ? (2017年6月8日 21時) (レス) id: 8d53b1880e (このIDを非表示/違反報告)
ウェン - はじめまして!毎日楽しく拝見しております。これからも頑張ってください! (2016年12月3日 0時) (レス) id: 6e056de376 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春海。・:+° | 作成日時:2016年12月2日 22時

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