バカにしないでくれます？

そろそろ失礼いたします ページ32

私と賢治くんが引っ付いたままなのを見て、アカヤくんという子は｢デキてんすか？｣とか言ってきた


そんなこと言ってる場合じゃないです


私｢それより、本当に早く食べた方がいいんじゃない？

時間あと少ししかないよ？｣


チラ、と反対側にいる大人数を見るとこっちを見ている


聞き流せ！こっち見んなよ！


まって、今気づいた、あれ柳くんじゃん知ってる人いた


私｢、、、、賢治くん、食べないの？せっかくだしあそこの人達と食べたら？

私も食べてないし、そろそろ離して？

てか、なんで賢治くんは私を捕まえてるのかな｣


お腹すいてるんでしょ？力やべぇよ、今にも私の腕がちぎれそう


賢治｢う〜ん、でも僕、なんでAさんがここにいるか教えてもらってないですし、太宰さんにも＿＿＿｣


太宰


この文字だけは勘弁してくれ


さっさと逃げるぞ彼がここにいるのは厄介事の予感


肘で思いっきり賢治くんの胸を殴り隙を見て抜け出す


私｢賢治くん、なんの用でここに来たか知らないけど、、、、その様子じゃあ太宰が関係してるのかな？｣


賢治｢でも僕は社長に言われてここに来ましたよ？｣


そりゃあお偉いさんだもん、指示するのは社長じゃない、、？


私も森さんに言われたからな(基準isこれ)


私｢まーあ、今回はいいや！

賢治くん、友達作って楽しんでるだけなら別に構わないけど、私の邪魔はしないでね｣


ね？と、ニッコリ笑ってみせると


賢治｢何を企んでるんですか？｣


私｢さあね笑｣


察しのいい子だ


私が何かを企んでる、つまりポートマフィアが動いていると考えてもいいだろう


彼は武装探偵社、みんなを守る正義のヒーロー


早々邪魔が入るとは思わなかったよ

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