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融けた被験者 ページ45

「─被験者が、融けた?」


夕食時に一本の電話が掛かってきた。
背後から鍋の爆発音とPapyrusの大声が
聞こえた為、急いで二階へと逃げる。

「─被験者が融けたって本当?」

電話向こうのGasterは重い溜め息をつく。

「君が予測していた事が起きたんだ。
…Alphys君はずっとTrueLabの中で
電話の呼び掛けに答えてくれない。
会いに行っても、とてもじゃないが
彼女は話し掛けられる状態じゃないね。」

Alphysは原作通りLabから
出ることはないだろう。恐らくだが。

「そう…──今からそちらに行きますね。
此方では話せない事もありますし。
詳しい事はそちらで話しましょう。」

ではまた後で、と言い切り
通話の終了ボタンを押した。

刻一刻と、7人目が落ちてくる時間は
着実に近づきつつあるようだ。
早くLabに向かおうと玄関へ向かう。

「Nye?姉ちゃんどこに行くのだ?」

全身をトマトソースでベタベタにした
Papyrusが不意に顔を覗かせた。
何て事だ…エプロンが役目を果たしていない。

「ちょっと用事が出来ちゃってね。
先にご飯食べてて。
読み聞かせまでには戻るからね。」

いずれ高身長になるPapyrusは
それが現段階、少しだけ垣間見えている。
爪先で立たなければ彼の額に私の手は到達しない。

撫でてあげれば両手を頬に当て
キラキラと目を輝かせるPapyrus。

「─じゃ、行ってきます。」

全力で手を振っては、お仕事頑張ってと叫ぶ
Papyrusの声を背に受ける。

─Papyrusがリアルスターなのも
納得せざるを得ないだろう。

TrueLab→←好機



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零ノ花(プロフ) - コハクさん» 犬の呼吸音はトラウマだったな。怖かったわーあれ。 (2019年4月29日 16時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - Amalgamの話しはいつ聞いてもグロイと思う。犬はよくあんなの思い付いたよなぁ(失礼) (2019年4月29日 15時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
零ノ花(プロフ) - コハクさん» 会話割って失礼(_ _)。坂○忍さんに似てるよね。 (2019年4月29日 2時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - カマ猫さん» バカパン?あぁ、顔芸がヤバイ奴。(そうとしか認識してない矛盾の塊) (2019年4月28日 23時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
カマ猫 - コハクさん» 個人的にバカパンに色々と相談したい。いい答えくれそう。 (2019年4月27日 14時) (レス) id: 6d716ce25d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零ノ花 | 作成日時:2019年3月14日 15時

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