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向けられた瞳の冷たさと ページ5

ここは、いつの時間軸何だろう。

此方の世界に訪れてから、
不意にそう思うことが何度もあった。

地下世界に、人間がいる。
それも、【世界】を知る人間が。

…なんて、バレるわけにはいかなくて
私はここ、Labから出ていない。
ほんの一歩すらも。

別に、Labでの暮らしが
退屈になったわけじゃない。

知らない事を知るのは面白いし
何より好奇心が疼くから。

あぁ、ほら。今にも、ざわざわして─

「A!」

「…どうしました?博士。」

落ち着かない空気を裂くように
博士の高い声が私の名前を呼ぶ。

彼の顔はどこか綻んでいて、
いつものようにどこか硬い様子は無い。

空気中に揺蕩う博士の手が、
此方においでと手招きをした。

その動きに従って、
彼の側へと移動した。

「……ッ!」

博士の背後には人がいた。
それも、この世界では珍しい、人間が。

フードの隙間から僅かに覗く赤い瞳。

爛々としていて、明らかな敵意を
向ける視線は刃みたいに、冷たい。

だから、瞳が交差した瞬間に。

「…こんにちは。」

「……」

この人間は【人間】を憎んでいるんだと
容易く想像がついてしまった。

私が博士の次に会ったのは
First HumanのCharaだった。

掴んだ手の温かさ。→←代償



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零ノ花(プロフ) - コハクさん» 犬の呼吸音はトラウマだったな。怖かったわーあれ。 (2019年4月29日 16時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - Amalgamの話しはいつ聞いてもグロイと思う。犬はよくあんなの思い付いたよなぁ(失礼) (2019年4月29日 15時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
零ノ花(プロフ) - コハクさん» 会話割って失礼(_ _)。坂○忍さんに似てるよね。 (2019年4月29日 2時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - カマ猫さん» バカパン?あぁ、顔芸がヤバイ奴。(そうとしか認識してない矛盾の塊) (2019年4月28日 23時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
カマ猫 - コハクさん» 個人的にバカパンに色々と相談したい。いい答えくれそう。 (2019年4月27日 14時) (レス) id: 6d716ce25d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零ノ花 | 作成日時:2019年3月14日 15時

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