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星の子 ページ12

「………」
「………にぇ?」

一般のMonsterがLabに。
どうやってここに入り込んだんだろう?
いや、それよりも。

…リアルスターが、目の前に。

…子どもはあまり好きじゃない。
危なっかしいわ怪我はよくするわ…
何というか…見ていて心配になる。

きっとPapyrusもその類いだと思う。
だからSansもあんな
ブラコン発揮してるんだよ。

「…あー…迷子かな?」
「!」

隠れていてはいずれ見つかるだろうと
壁の陰から顔を出した。

「初めまして。私はA。
御覧の通り、私は人間(human)だよ。」

「にっ人間!?
ホントに人間なのッ!?」

無い筈の瞳をきらきらと輝かせ、
随分と興奮した様子で
此方に近づいてくるPapyrus。

「あぁ。れっきとした人間(human)だよ。
えっと…貴方、名前は?」

私が一方的に知っているだけで
彼にとって私は彼を知らない筈だ。
自己紹介はお互いにしておかないとね。

「俺様は偉大なるPapyrus様だ!」

自分の胸に手を置き自信に満ちた様子で
彼は名前を教えてくれた。

「Papyrus、ね。
お困りなら私が手を貸そう。
誰かを探しているのかな?
それとも迷ってしまったのかな?」

「博士を探しているのだ!
会うのを約束していたのに
いつまで経っても来ないから、
寝てるんじゃないかと
思って探しに来てみたのだ!」

博士が寝過ごして約束を破る、ねぇ…
うん。その可能性は十分あり得そう。

「あはは、あの人ならそうかもね。
もしかしたら今頃待ち合わせ所に
着いてるかもしれないよ?
そこまで私が送ってあげよう。」

「ありがとうなA!」

博士が彼等を招くとすれば
恐らく来客室だろう。
ついておいで、とPapyrusを呼べば
ぱっと顔を明るくさせ駆け寄ってきた。

SansがPapyrusを
リアルスターと呼ぶ気持ちも分かる。


穢れ等混じり無く純白な姿。


…これは星の子と呼ばざるを得ないな。

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零ノ花(プロフ) - コハクさん» 犬の呼吸音はトラウマだったな。怖かったわーあれ。 (2019年4月29日 16時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - Amalgamの話しはいつ聞いてもグロイと思う。犬はよくあんなの思い付いたよなぁ(失礼) (2019年4月29日 15時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
零ノ花(プロフ) - コハクさん» 会話割って失礼(_ _)。坂○忍さんに似てるよね。 (2019年4月29日 2時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - カマ猫さん» バカパン?あぁ、顔芸がヤバイ奴。(そうとしか認識してない矛盾の塊) (2019年4月28日 23時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
カマ猫 - コハクさん» 個人的にバカパンに色々と相談したい。いい答えくれそう。 (2019年4月27日 14時) (レス) id: 6d716ce25d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零ノ花 | 作成日時:2019年3月14日 15時

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