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「Aちゃん超久しぶり!」



「ちょ、丸井さんだけずるいっスよ!自分の荷物くらい自分で待ってくださいよー!」



「2人とも、声がデカい」





早朝4時。少し肌寒い明け方、マンションの前まで車を走らせ4人を迎えにきていた。今日から海外ロケなのである。

そして先刻丸井くんが言っていたように、彼らに会うのはおよそ1週間ぶりであった。そのせいかテンションの上がった丸井くんと切原くんは朝から元気いっぱいであった。





「金森さん、おはようございます。今日から4日間、よろしくお願いします」



「おはようございます。こちらこそ、よろしくお願いします」





荷物と仁王くんを抱えてやってきた柳生くん。半分寝ている仁王くんを後部座席に詰め込んで、柳生くんも早々に車に乗り込んだ。





「切原くんも丸井くんもはやく乗って」





車の前で写真を撮ってた2人に声をかけ、自分も車に乗り込む。ゆっくりしていたら、あっという間に約束の時間になってしまいそうだ。

この4人とあると、1時間も3分程度に感じる時がある。やばい。









「本当は僕も行きたかったんだけどね…」



「あはは」





空港に着くと、見送りと言って幸村さんとプロデューサーが待っていてくれた。幸村さんは先程から「自分も行きたかった」と言って手を離してくれない。





「ちょ、幸村サン!」



「赤也、ちゃんと起きれたんだ、偉いね」



「起きれたというか、寝れなかったというか…。ってそうじゃなくって!Aさんの手話してくださいよ!」



「あー、ごめんね。赤也は金森さんのことになると厳しいね」





子供を相手にするようや態度の幸村さんに、切原くんはご立腹の様子だった。まあ彼のおかげで私の手は解放されたわけだし、感謝しておこう。

プロデューサーにも挨拶をして、ぞろぞろと飛行機の搭乗口へと向かった。

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紗昧(プロフ) - 悠莉さん» 私欲だけで書いている物語を楽しんでいただけて嬉しいです。ありがとうございます^ ^ (2020年5月2日 18時) (レス) id: 12922a096f (このIDを非表示/違反報告)
悠莉(プロフ) - →ですが、青い鳥に書くのなら△△さんみたいに書くだろうなーと想像しながら読んでいました!とにかくみんなかわいいです!これからも更新頑張ってください!楽しみに待っています! (2020年5月2日 5時) (レス) id: 5c790ea34a (このIDを非表示/違反報告)
悠莉(プロフ) - 初コメ失礼します!立海ヤング漢のアイドルパロ、いつもとっても楽しく読んでいます!マネージャーなんて羨ましい!と思いながら読んでいたので□□さんに共感しました!むしろ私の気持ちそのものです!→ (2020年5月2日 5時) (レス) id: 5c790ea34a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗昧 | 作成日時:2020年4月27日 18時

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