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「彼らは魔法の腕も武術も確かです。その点に関しては保証しましょう」
「「……………………………」」
私の言葉に、右大将はシルバー先輩を見る。
互いに無言で見つめ合うと、先に折れたのは右大将だ。
「…………いいだろう」
「「「えっ！」」」
「何を仰るのです、右大将殿！？いくら虹の娘の言葉とはいえ、素性のわからぬ怪しい人間を我が隊に同行させるなど！」
バウルさんの言葉に、右大将は小声で話しかけた。
「だからだよ。野放しにして面倒を起こされちゃ厄介だ。少し痛い目でもみせてやれば、尻尾巻いて逃げ出すだろうさ」
「ぐぬ……それは、たしかに……」
「……それに、“あの”ルナティアの血縁者にあそこまで言われちゃ、断った後が怖い。それはお前もよく知っているだろう？」
「ぐぬぬ……」
……小声で聞こえなかったけど、ひとまず
一体彼らに何をしたのよ、あの人……。
「よく聞けガキども。俺たちに同行するには、条件がある」
「条件？」
「お前たちが、この俺に髪の毛一筋ほどでも傷をつけられたら……だ」
「「「ギーギー！！シャアアッ！！」
「まとめてかかってこい、人間ども」
戦士たちの応援を浴びながら、魔石器を構える右大将。
それを見て、シルバー先輩は静かに息を吐いた。
「……これは“彼”にショックを与えられるチャンスかもしれない。だが……俺たちで勝てるのか？いや、考えても仕方がない」
決心が固まったのか、シルバー先輩は警棒を取り出し、セベクも同じように構える。
私も杖を出し、グリムも臨戦態勢状態になった。
「――いくぞ！！」
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ブロッサム(プロフ) - 単純にルナ(月)＋ティア(涙)を合わせただけです！ (7月4日 21時) (
レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 以前から気になっていましたが、ルナティアの由来はなんですか？ (7月4日 21時) (レス) @page37 id: 2608239bf3 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - また誤字報告ありがとうございます (6月17日 18時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ミア - あと、同じ27ページのグリムのセリフの最後の辺りが混雑してますが… (6月17日 18時) (レス) @page27 id: dde337a564 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 誤字報告ありがとうございます (6月17日 18時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2023年6月7日 0時
