相対する情 11 ページ49
ディーノ「！ なるほど…『florist』もとい『MAZZO』こそがAの追っているミルフィオーレの組織かもしれねえな。」
バジル「
リボ「おそらくAもこのことには気づいていたはずだが、同じ組織であるという確証がないから黙っていたんだろう」
了平「では、同じ組織である証拠を見つけ、Aと力を合わせて組織を倒せば…」
クロ「Aの無実が証明できる…」
獄寺「Aが追放されずに済むかもしれませんよ、10代目！」
獄寺くんの嬉しそうな声に、俺は思わず頷いていた。
ツナ「うん、みんなで手がかりを探そう
…Aの居場所は俺たちが守るんだ。」
こんな別れ方で終わりにするわけにはいかない。Aが白蘭たちを助けてくれることを信じて…俺は俺がやるべきことを探すんだ。
Aを失わないために。
リボ(…ツナのやつ、ちっとは冷静になれたみてーだな)
ディーノ「なら、敵がいないか注意しながらユニのいる屋敷へ向かおう
万が一の時のためにツナや了平たちの家には俺の部下を警護させるように言っておく」
バジル「拙者は一度、9代目と親方様に報告させていただきます。あとで合流しましょう」
そう言って去っていくバジルくんを見送り、俺は何気なく雲雀さんを見た。
ツナ「えっと、雲雀さんも来てくれますか？」
雲雀「…生憎、僕は他に用があるんだ。」
山本「用？」
リボ「どんな用事だ？」
雲雀「調べ物さ。
…ひとつ忠告しておくよ」
ツナ「？」
雲雀さんは腕を組みながら、静かに告げる。
雲雀「Aは星野コウを守れと言ったけど、アレをあまり信用しないほうがいい」
ツナ「えっ？」
雲雀「アレとは一度戦闘したから分かる。
…さっきAを襲った人間の攻撃、星野コウにそっくりだった」
リボ「！」
それだけ言うと、雲雀さんは踵を返して公園を出ていく。
ツナ「どういうこと？コウはAと同じ虹の守護者で、Aを慕ってるはずなのに…」
リボ「…今はまだなんとも言えねえな。
ただ敵が強いことだけは確かだ。
全員これからしばらくは単独行動を控えろよ。」
ツナ「わ、わかった…」
Aを襲撃した人間が、コウ…？
でもコウは襲撃でAを助けてくれたし、ミルフィオーレの人間でもないはず。
一体、なにが起ころうとしてるんだ…？
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らっく(プロフ) - 今日もたくさんの評価ありがとうございました！更新増やさせていただきました〜 (2019年3月17日 21時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ラスクさん» コメントありがとうございます！ついにコウちゃんの正体が見え隠れしてきましたね〜果たしてミルフィオーレに何が起こっているのか、こうちゃんの目的はなんなのか。続きをどうぞお楽しみに！ (2019年3月17日 20時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ラスク - こ、コウちゃん！？と口に出してしまいそう…それぐらい引き込まれました！続き楽しみにしてます (2019年3月17日 16時) (レス) id: e26ee02319 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価すごくうれしいです！ありがとうございます！お礼にたくさん更新しますので明日もお楽しみに！ (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - さむらさん» ありがとうございます！ここから先は怒涛の展開ですのでお見逃しなく…ー (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月15日 14時
