知る男 3 ページ24
骸side
フラン「A姉さーん、もう師匠との話終わりましたよね？
向こうで一緒にお菓子食べませんかー？」
貴「いいのか？」
クロ「うん…お菓子、たくさんある。
ほとんど犬のだけど」
フランに誘われてぞろぞろと移動していく花村Aたち。
全く、いつのまにか馴れ合ってしまって。
骸「沢田綱吉」
ツナ「なっ、なに！？」
戦いを挑まれるとでも思ったのか、沢田綱吉は過剰に反応しながら僕を見る。
骸「星野コウをお借りしてもよろしいですか。
彼女とは少し話をしてみたい」
ツナ「俺はかまわないけど…」
沢田綱吉が彼女をチラッと見ると、彼女は頷いた。
コウ「あっ、じゃあツナ先輩たちは先に行っててください。あとで私も行きますので」
ツナ「わかったよ。」
そう言って彼らは部屋を去ると…、大きなシアタールームの中には僕と彼女だけが残された。
コウ「話ってなんですか？
口説きなら間に合ってますし、A様への牽制ならやめてください。」
骸「僕は初対面の女性を口説くほど節操無しではありませんよ。
ただ、花村Aへの牽制というのは当たらずとも遠からずですかね」
僕の不敵な笑いに、彼女は警戒心を露わにした表情で距離を取る。
骸「僕はかつて、マフィアの御曹司の体を乗っ取り、マフィア間の戦争を引き起こす計画を立てていましてね。
だからこそ、マフィアの内部事情には詳しい。」
コウ「…なにがいいたいんです？」
骸「ブルームファミリー…いや、元ディアマンテファミリーには確かに一人娘がいた。
確か…彼女の年齢は、25歳。
無論、これは本物の彼女が今も
コウ「…。」
骸「では、ディアマンテの一人娘を名乗る
君は一体何者なのでしょうね」
コウ「……どこまで知っている」
突然低くなった声。
刺すような殺気が僕を射抜き、身動きひとつすればすぐにでも殺られてしまいそうだ。
…なるほど、たしかにこれは全盛期の花村を彷彿とさせますね。
骸「僕が知っているのはこれだけです。
君がなにを企んでいるのかは皆目見当はつきませんよ。」
コウ「…ボンゴレに洩らす気か？」
骸「クフフ、まさか。
君の狙いがなんであれ、ボンゴレに手を貸すつもりはありません。
マフィア同士の諍いになど興味はないのでね。」
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らっく(プロフ) - 今日もたくさんの評価ありがとうございました！更新増やさせていただきました〜 (2019年3月17日 21時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ラスクさん» コメントありがとうございます！ついにコウちゃんの正体が見え隠れしてきましたね〜果たしてミルフィオーレに何が起こっているのか、こうちゃんの目的はなんなのか。続きをどうぞお楽しみに！ (2019年3月17日 20時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ラスク - こ、コウちゃん！？と口に出してしまいそう…それぐらい引き込まれました！続き楽しみにしてます (2019年3月17日 16時) (レス) id: e26ee02319 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価すごくうれしいです！ありがとうございます！お礼にたくさん更新しますので明日もお楽しみに！ (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - さむらさん» ありがとうございます！ここから先は怒涛の展開ですのでお見逃しなく…ー (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月15日 14時
