知る男 2 ページ23
コウ「霧の守護者…ですか」
骸「僕は沢田綱吉の守護者などではありませんよ。彼は僕の標的ですから」
ツナ「まっ、まだそんなこと言ってんのかよ！」
骸「ええ。まさか平和ボケしてお忘れではありませんよね？僕が君の敵であることを」
コウ「どういうことですか？A様」
貴「この2人はちょっと複雑なんだよ。」
怯えるツナとその表情を楽しそうに見ながら詰め寄る骸さん。
しばらく会えていなかったけど、彼のツナに対するリベンジ心は今もなお燃えているらしい。
そんな2人の様子を見ていると、ヒョコッと入口の方に誰かが顔を出す。
クロ「骸様…ただいま帰りました」
ツナ「あ、クローム！」
貴「クロームちゃん！」
クロ「！ A、ボス…」
私たちの姿を見ると、ふわっと笑ったクロームちゃん。そんな彼女が室内に入ると同時に私はクロームちゃんを抱きしめる。
貴「久しぶり。
最近遊べなくてごめんな、元気だった？」
クロ「うん…炎真君とよく河川敷で会ってる」
貴「そっか。私も今度久しぶりに行こうかな」
クロ「 来てくれたら、嬉しい…」
なかなか顔を合わせられていなかったクロームちゃんとの久しぶりの再会に心躍らせていると…服の裾が引っ張られた。
コウ「A様…そちらは？」
また般若のような顔をしている彼女にクロームちゃんが驚き、オレは余りの威圧感に一度離れる。
ツナ「この子は、もう1人の霧の守護者
クローム髑髏だよ。」
貴「大切な友達なんだ」
オレの言葉にクロームちゃんが頬を赤くする。
貴「クロームちゃん、彼女がもう1人の虹の守護者の星野コウちゃん」
クロ「…初めまして」
コウ「クローム先輩…ですね」
少し不穏な空気の2人。
またコウちゃんが、フランや雲雀さん同様に火花を散らすかと思いきや…
コウ「先輩、どうやったら今みたいにA様に懐いてもらえるんですか！？
私も出会い頭に抱きしめられたいです！」
クロ「え？」
コウ「先輩みたいにか弱い女の子になれば私もA様に抱きしめてもらえますか！？
ご教授ください、先輩！」
クロ「あの、私…わからない」
コウ「そう言わずに！！」
初対面のクロームちゃんにグイグイ詰め寄るコウちゃん。
ツナ「コウってAのことになると性格変わるよね。」
骸「クフ、相変わらず君は妙な人間に気に入られますね」
骸様にそう笑われながら言われたが、オレはまったく笑い事じゃないと思いながらコウちゃんを呆れたように見ていた。
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らっく(プロフ) - 今日もたくさんの評価ありがとうございました！更新増やさせていただきました〜 (2019年3月17日 21時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ラスクさん» コメントありがとうございます！ついにコウちゃんの正体が見え隠れしてきましたね〜果たしてミルフィオーレに何が起こっているのか、こうちゃんの目的はなんなのか。続きをどうぞお楽しみに！ (2019年3月17日 20時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ラスク - こ、コウちゃん！？と口に出してしまいそう…それぐらい引き込まれました！続き楽しみにしてます (2019年3月17日 16時) (レス) id: e26ee02319 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価すごくうれしいです！ありがとうございます！お礼にたくさん更新しますので明日もお楽しみに！ (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - さむらさん» ありがとうございます！ここから先は怒涛の展開ですのでお見逃しなく…ー (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月15日 14時
