新入りの挨拶 5 ページ16
貴「昨日確認したんだけど、彼女は大地の7属性も使えるらしい。」
コウ「はい！A様にそれぞれの特性を教えていただき、今朝は無事にそれを使ってA様のお家へ入ることができました！」
獄寺「いきなり悪用してんのかよ…不穏な奴」
貴「コウちゃん、見せて」
Aがそういうと、コウは自分が食べ始めたもの以外のパンを浮かせた…かと思うと、自分が持っていたペンを放り投げてそれに過負荷の重力をぶつける。
浮くパンと突き刺さったペン。
それはたしかに大地属性の炎。
炎真「…本物だね」
炎真が驚いた様子でいうと、コウちゃんはパンをキャッチして嬉しそうに笑った。
コウ「私はシモンというファミリーの名は継承式の件以外でほとんど知らなかったので、どんな方かと思っていましたが…素直に私の実力を認めてくれる古里先輩は、悪い人じゃないみたいですね。
どうぞ、これからはブルームファミリーとも仲良くしてください」
炎真「う、うん。こちらこそ」
2人が握手をし、新たな繋がりが生まれたことにみんなが笑顔する。
炎真「今度僕のファミリーも紹介するよ。」
コウ「ええ、ぜひお願いします」
山本「そういや結局、虹の守護者の件ってどうなったんだ？」
ツナ「えっと、リボーンが話してたんだけど
9代目の後押しもあってAをまた正式な虹の守護者として迎えるらしいよ。
ただ、霧の守護者が2人いるんだし、虹も2人でいいんじゃないかって意見も出てるみたいだけど…」
コウ「私はA様だけで良いと思うんですけどね。A様と同じ守護者になるなんて私には恐れ多いですし…」
貴「オレはどっちでも良いかな。
そもそも、虹の守護者の役目はもう果たし終えてるんだから今さら守護者にしてもらえなくても良いとすら思ってる。
そんな地位なくても、一緒にいれるんだし」
ツナ「俺もそう思う…」
俺がそう言い終わったところで、昼休みの終わりを告げる鐘が鳴る。
獄寺「やべ、のんびりしすぎたな」
了平「俺たちは極限に先に戻っているぞ」
炎真「僕たちも…コウさんは午後はどうするの？」
貴「ああ、午後は対談インタビューっていう体面でオレと過ごすことになってるんだ。
担任に許可も取ったよ。
『花村なら数回授業出なくても中間テストで1位とるだろ？』ってプレッシャーかけられたけど。」
ツナ「そ、そうなんだ。」
貴「ああ。だから、また放課後な」
手を振る2人を置いて、俺たちは屋上を立ち去ることにした。
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らっく(プロフ) - 今日もたくさんの評価ありがとうございました！更新増やさせていただきました〜 (2019年3月17日 21時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ラスクさん» コメントありがとうございます！ついにコウちゃんの正体が見え隠れしてきましたね〜果たしてミルフィオーレに何が起こっているのか、こうちゃんの目的はなんなのか。続きをどうぞお楽しみに！ (2019年3月17日 20時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ラスク - こ、コウちゃん！？と口に出してしまいそう…それぐらい引き込まれました！続き楽しみにしてます (2019年3月17日 16時) (レス) id: e26ee02319 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価すごくうれしいです！ありがとうございます！お礼にたくさん更新しますので明日もお楽しみに！ (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - さむらさん» ありがとうございます！ここから先は怒涛の展開ですのでお見逃しなく…ー (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月15日 14時
