受けが可愛すぎる件について私は激しく議論したい。【歌い手】【実況者】 (ページ34)

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さかうら　ハロウィン　桜にゃんこ@crewさんリクエスト　うさぎ。ページ34

来る。10月31日。
この日をずっと楽しみにしていた。

坂「ねぇ、うらさん。今日僕の家来てよ」

ある計画を実行するため、僕の彼女であるうらさんを家に呼んだ。

ある計画とは、そう。ハロウィンの日にうらさんにメイド服を着てもらうのである。

数十分して僕の家のインターホンが鳴った。

坂「ようこそ、うらさん！」

ドアを開けた瞬間大きい声を出した僕にびっくりしながら
僕の家に入ってくる。

う「何だよ、急に呼んで…」

あれ？もしかして今日がハロウィンっていうことを存じあげてない…？
ならば、こちらから伝えよう！

坂「うらさん！これ着てよ！」

そう言って、うらさんの前にメイド服を出した。

う「は？何これ…」

メイド服を手に取り、怪訝な表情をする。

坂「今日はハロウィンでしょ？だから、これ着て欲しいなって…だめ？」

目をうるうるさせて、捨てられた子犬のような顔をする。
うらさんはこの顔に弱いからね。

う「…わかったよ、着ればいいんだろ」

きたー！この日まで頑張ったかいがあった。

「じゃあ、向こうの部屋行って着替えたら戻って来てね。」

言いながら、うらさんを寝室へと連れていく。

後はリビングでうらさんが来るのを待つだけっ！

…遅くね？僕もう、2、30分待ってるんだけど…。
何してんの…見に行くか。

「うらさん…まだ…？」

寝室のドアを開けると、メイド服を着たかわいいかわいいうらさんが。
しかも律儀に猫耳までつけて。

「なんや、着替えたんならはよ来てや。」

にやけそうになりながら、うらさんをリビングに連れていこうとすると、

「こんな格好で行ける訳ないだろ！」

と、顔を赤らめて僕に訴えてくる。
僕がうらさんにしたように、僕もうらさんのこの顔には弱いのだ。

「そっか、恥ずかしかったか～。かわいいね、うらさん。」

リビングに行くのはやめた。

今日は寝室でハロウィンパーティーをするとしよう。