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「これも似合いますわね……あ！あれも良いですわ！Aさんに合いそうな色です！」
「………」
あれよこれよとミモザがどんどん持ってくるたびに盛り上がっていく服の山を呆然と見ているA。
その目は「これ全部着るの？」と語っていた。
ファッションセンスの有無はおろか私服を選んだことがないA。
それを知ってかミモザは「私に任せてください！」と凄くいい笑顔で言った。
予算は特に縛りはない。むしろ溜まり過ぎて使えと言われるほど。
以前金の使い道をヤミに聞いたら闇市に連れてかれ、非合法に倍にするやり方を教わった。
勧められたが個人的にあまり気が進まなくやるか迷っていた時、ただ者じゃなさそうな雰囲気を持ったおばあちゃんに止められて結局金は使わなかった。
むしろ魔導書を金の代わりにしようとするヤミを必死に止めた。翌日何故かユリウスやフエゴレオンに賞賛を受けた。
つまり何が言いたいのかと言うと、地位や立場的に相当な金を持っている王族や団長が引くくらいには金が溜まっているということ。
一通り選び終わって満足気味のミモザ。
Aが着替え終わるのをわくわくしながら待っていた。
数分後にカーテンを開ける音がして、店内にいる人が反射的にその方向を向いた。
「…どうですか？」
「「「…………」」」
店員によって薄く施された化粧に、ミモザが選んだ服と少々のアクセサリー。
当の本人は気まずそうに目線を下げている。
周りの人が全員息をするのを忘れている中、先に動いたのはミモザだった。
ミモザは何かを決心した顔をして、Aの両手を握って言った。
「ヴァーミリオン家に嫁ぎませんか」
「それはプロポーズですか！？」
「お相手はたくさんいらっしゃいますわ！フエゴレオンさんとかレオポルドさんとかお兄さ…レオポルドさんとか！！」
「何故
とりあえずミモザが選んだ服は全て買った。合計金額は聞かない方がいい。
ていうかそれを一括で買ったAはどれだけ溜まってるんだよ。
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HANON(プロフ) - Ame931さん» ほんとそれですね！コメントありがとうございます (2022年6月19日 12時) (
レス) @page36 id: 42f4c6aba7 (このIDを非表示/違反報告)
Ame931(プロフ) - ゴーシュが恋愛やってるように見えないのめっちゃ分かるわ〜 (2022年6月19日 9時) (レス) @page36 id: 745f3a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
春川みやび(プロフ) - ありがとうございます（ ; ; ）後回しで構いません！無理しないでください、、！応援しています！^ ^ (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1c145295b7 (このIDを非表示/違反報告)
HANON(プロフ) - 春川みやびさん» リクエストの方なんですが、今書いてもご期待に添えられるようなお話にはならないと思うので、続編に入って最初の方は本編を書かせていただきます。本編が一区切りついたら番外編を書こうと思うのでもうしばらく待って頂けると幸いです。大変申し訳ありません。 (2019年2月15日 20時) (レス) id: 10bafabdf4 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - ありがとうございますo(^o^)o自分でリクエストしながら、すっかり忘れてました、、、、。(笑)m(__)m (2019年1月22日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANON | 作成日時：2018年10月8日 16時
