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慰め ページ5





フラれた



チャンピオンになって暫くして付き合い始めた人がいた

でもこの前の防衛戦で負けてしまった私に彼は


『正直、チャンピオンだから付き合ってたんだよね

だからもう別れてくれない?』



すごく悲しかった

やっぱりみんなわたし事をチャンピオンとしてしか見ていなかった


仕事の引き継ぎも終わり、フラれたショックから暫く家に引きこもっていたある日、突然キバナさんが家を訪ねて来た


「…キバナさん…?」


「よっ。中々こっちに顔出さないからオレ様が来てやったぜ

…お前、負けただけでそんなになってんのか?」


その時の私は、お世辞にも綺麗とは言えない格好で顔もボロボロ

そんな時にキバナさんの顔を見て思わず涙腺が緩んでしまった

ぽろぽろと涙を流す私に何かを察したのか

「取り敢えず、中に入れてくれるか?」

と言って中へ入るよう促した



私の部屋で、今までの事を話すと、キバナさんは優しく抱き締めてくれた


腕の中で私は涙でぐちゃぐちゃになりながら、元の彼氏の事を忘れたくて仕方なかった

無理な願いだと分かっていたけれど、彼に頼まずにはいられなかった


「キバナさん…私をめちゃくちゃに抱いて…

アレを忘れたい…もう触られた所が気持ち悪くてしょうがないんです…

もし私で勃たなくなったら突くだけでも良い…だからお願い…

1回だけで良いから…」


彼のパーカーを強く握った



彼が私の名前を呼ぶ

顔を上げると、噛み付く様に深いキスをされる

長い舌で口内を舐め回される

呼吸も忘れてキスし続ける


ようやく離れると久しぶりの酸素に強く咳き込む

唾液を拭く間もなく、今度は押し倒され、がっちりホールドしたままキスをされる


呼吸の合間で

「オレ様と快感以外感じられないくらいに

抱き潰してやるよ」


そう言ってもう一度深く口付けた



どれくらい経ったか

喘いで喘いで喘いで……向こう一生分抱かれた気分だった

ただ気持ち良かった事しか覚えてない


でもこれも今日だけ

明日からどうしよう…と考えていると頰を撫でられる


「A」


優しく声をかけてくれる


「まだ苦しいかもしれねぇけど、まずはオレ様の所で働いてみねぇか?

何かあったらすぐにオレ様に言ってくれて構わない

だから、どうだ…?」


願ってもない誘いだった

すぐに快諾する


「じゃあまた明日

起こしてやるから、ゆっくり休め」


安心出来る声に聞きながら私はまた、彼の腕の中で眠りについた



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松野かほ(プロフ) - 濡刃さん» えへへへへもう私濡刃さんのオキニですねえへへ( (2020年1月12日 23時) (レス) id: 052bad9e6d (このIDを非表示/違反報告)
濡刃(プロフ) - 松野かほさん» へへ是非是非お願いしますえへへへ(( (2020年1月12日 21時) (レス) id: 239e39c94a (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - 濡刃さん» えへへまたリクエストいいですかえへへへ( (2020年1月12日 20時) (レス) id: 052bad9e6d (このIDを非表示/違反報告)
濡刃(プロフ) - 松野かほさん» よかったですえへへ(( (2020年1月12日 17時) (レス) id: 239e39c94a (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - んへへへへめっちゃ好きですえへへ( (2020年1月12日 0時) (レス) id: 845a75d25b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:濡刃 | 作成日時:2019年12月26日 1時

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