とある冒険心溢れるオタクの話。【黒執事】 (ページ7)

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その少女、躊躇ページ7

シエル｢早く知ってる事を話せ。｣

葬儀屋｢この死体たちは、全て肺の色が変色しているんだよ。｣

セバス｢肺…ですか。｣

『肺の色が変わるのってタバコとか麻薬とかそういう系じゃなかった…？』(曖昧)

葬儀屋｢よォ～く知ってるねェ～。でもバーミンガムから運ばれてくる死体は大半が高齢者なんだよォ。｣

シエル｢高齢者…それがなんだ。さっさと話せ。｣

葬儀屋｢ヒヒッ…大気汚染だよ。｣

セバス｢なるほど。ロンドンで起こったロンドンスモッグの影響もあるのでしょう。｣

『高齢者って言うのは…』

セバス｢慢性気管支炎と言いまして、大気汚染によって主に高齢者の肺へダメージが多く生じるようです。｣

葬儀屋｢小生が知ってるのはこれくらいかなァ～｣

シエル｢そうか。また情報があれば連絡しろ。行くぞ。セバスチャン。貴方。｣

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INバーミンガム

『マナーハウスからだとロンドンより近いんですね。街並みも綺麗…』

セバス｢人口もロンドンの次に多い街ですからね。｣

シエル｢とりあえず、現地の奴らに話を聞いてみるか。｣

セバス｢そうですね。｣

ｰｰｰ調査中ｰｰｰ

シエル｢全く情報が掴めんな…｣

『仮面舞踏会だし誰が参加してるとかも不明だもんね…』

セバス｢まだ夜まで長いですし、宿まで戻りましょうか。｣

シエル｢そうだな。｣

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5 hours later...

劉｢今夜はバーミンガムの街で仮面舞踏会があるそうだね。｣

シエル｢そうだな。僕達も準備して……劉！｣

劉｢さっきぶり伯爵。伯爵が動くってことは女王の番犬が動くってことでしょ。｣

シエル｢はぁ…本当にどこにでも現れるな…｣

劉｢まぁ～ね～｣

セバス｢本日はお嬢様もいらっしゃいます。仮面舞踏会にはピッタリなのでは？｣

『え、私…？』

シエル｢貴方、僕の代わりに調査してきてくれないか…？｣

『私にそんな大役出来るとは思わないけど…』

シエル｢僕を助けると思って…ダメか…？｣

『くっっ…シエル自分の魅せ方分かってるのずるい…』

セバス｢では、私とお嬢様は舞踏会への準備を。｣

シエル｢僕は劉と事件の詳細を確かめてみる。｣

劉｢執事くんも貴方ちゃんも気を付けて～｣

『劉さん軽すぎますね…』

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IN Venue

『…で、なんでセバスチャンは眼鏡を？』

セバス｢嫌ですか？｣ﾆｺｯ

『タイプです!!!ご馳走様DEATH!!!!』