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第24話〜初戦〜 ページ26

ついに全国大会初戦。
咲美はスタメンとして
FWのポジションにつく。


「咲美、気合い入れて行こう」


「はい。」


八神たちの様子を気にしているが、
もすぐで試合が始まるということで
咲美は気持ちを切り替え試合に望んだ。


「…(今日は知咲さんたちが来る…
変なプレイはできない…)」


咲美は試合でのやる気を上げるも
つっかかりは消えることはなく
彼女は頭を振ってそれを振り払った。

そっと深呼吸した時
ピーーーッ!!と試合開始のホイッスルが鳴り響いた…


「行くよ!咲美!」


「はい!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


咲美は試合中、
ほとんどサポートに回って
シュートを決めなかった。

咲美自身気付いてはいないが
その理由はきっと八神たちの言葉だろう。

結局前半は0-0で終了し
ハーフタイムに入った…その時。


『何してるの?えーちゃん』


ふと、脳内に響いた
自分と同じ“力”を持っている幼馴染の声。

咲美はハッとして観客席の方を見る。
そこには咲美の姉妹や幼馴染がおり
咲美は情けない試合をしたことから罰が悪そうな顔をした。


『シュート、決めなよ。
じゃないと負けるよ?

勝ちたい。
その思いを忘れたの?

君に何があったかは知らないケド、
今の“咲美チャン”、みっともないよ』


「!!……(月弥さん…)」


咲美は月弥に名前を呼ばれ
顔をうつ向かせるが
やがて目付きを鋭くさせて顔を上げる。


「……すみません。」


そして彼女らに向けて謝罪すると
指示を出している監督の前に立った。


「?どうした彪狼。
何かあるか?」


「監督。
私、後半から点を入れさせてもらいます。」


「「「え?」」」

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スート(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます…!私自身も早く先に進みたいと思っているのですが時間が中々…(言い訳←)なるべく更新速度を速めるように心掛けるので応援お願いしますっ!長文失礼しましたっ! (2018年10月1日 17時) (レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品を楽しみに読んでいます。 出来れば以前のように更新速度を上げていただけると嬉しいです。これからも更新頑張ってください (2018年10月1日 14時) (レス) id: d1edd8cd31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スート | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月10日 10時

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