残された彼との時間。【カノキド】

帰ってから ページ10

カノside


マリー:あー、楽しかったぁ！あの後、いっぱいジェットコースター乗って、他にも回ったよね！

セト:楽しかったっす！

エネ:皆さん！コノハが、コノハがぁっ!!

コノハ:ちょっと、食べ過ぎ？

エネ:あ・た・り・ま・え・で・す!!

モモ:変だなぁ、まだおしるコーラ売ってない。

ヒビヤ:いや、奇跡でも起きない限り販売されないとおもうよ。

シンタロー:シューティングゲーム、つまんねぇ。

カノ:いや、それはシンタローくんが上手すぎて、周りが相手にならないからだと思うけど

キド:そういえば、カノ、体に異常とかないか？

カノ:うん。キド、なんか、やけに優しいじゃん。

キド:そりゃ、退院直後だし･･････////

(そんなこと気にせず、普通に過ごしてくれたらいいのに)

カノ:僕の容態は気にしなくていいよ？

キド:そんなことできるか。お前が死んだら俺が悲しい

セト:そうっすよ、カノ！

マリー:うん。キドも心配してるから、言ってるんだよ？

カノ:ありがとう、でも、そんな毎日じゃなくていいからね！忘れた方がよくなる気がするし。

(本当に、忘れることができたら、生きられたら、どんなに幸せかな･･････)

帰ってから#2→←カノキド

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す