東卍専属美容師【東リベ】

悪戯 ページ31

その場にいた者で一番驚いていたのは長内だった。


多分、なんで敵なのに助けてくれたんだ？みたいな顔してんじゃねぇかよ


凛音は痛みに耐えながら脂汗をかいていた。もちろんその場にいた人は徐々に慌てだしていたが特にぱーちんはそのあわってぷりが異常だった。



「おい、…あの！…」


ぱーちんが言葉に詰まっているとパトカーのサイレンが聞こえた


その音を聞いてマイキー達は慌ててその場を去った。凛音はドラケンにおぶられながら逃げていた。



その途中で凛音は弱々しくドラケンに話しかけた



『なぁ？…ぱーちんの…慌てぶりまじで…面白かったな』



「おい！喋んな！死んでしまう！」



っは！？死ぬ…死にはしねぇよ、多分、ただイッテェだけだし…でもイタズラするなら今かな



凛音はドラケンの優しさを使いふざけ始めた



『ドラケン！…血が流れすぎて…頭がぼーっとしてきたよ』



その一言によりドラケンは顔を真っ青にして横にいたぱーちんは泣き始めてしまった



「ごめんよ！凛音！俺のせいで」



っあ！やっべ！ 泣かすつもりはなかったんだけど



そんなこんなでで病院に着いた東卍であった

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