Feather

応援と不安-JN ページ28

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ｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄ…









JN「はい、どうぞ」

YN「またヒョンですか…」

JN「なんだよ〜、もう作ってあげないよ〜？笑」

YN「嘘です、嘘笑」









ﾊﾊｯっと笑うユンギもどこか寂しそう









YN「まだ帰ってこないんですね…」

JN「うん…」









事情を知っていても早く帰ってきて欲しいのが本音









YN「今、どうしてるか聞いてます？」









唯一、Aちゃんのことを話しているユンギは
ここに来るたびにそんなことを聞いてくる









JN「元気にはしてるみたいだよ」

YN「そうですか…」

JN「このことはナムジュンに言ってないよね？」

YN「はい、言ったら仕事を置いて日本にいっちゃいますから笑」

JN「笑笑」









少し飲んだコーヒーの中を覗くユンギ









JN「何かあったの？」









ふと、思ったことを聞いた









YN「え？ いえ、何も…ないですよ」

JN「ユンギって本当にわかりやすいよね、嘘もへたっぴ笑笑」

YN「苦笑」

JN「ハウンちゃん、かな？ また…男…？」









ユンギは呆れた顔をしてから、ﾌｯっと笑った









YN「あいつもよく飽きないなって思いますよ」

JN「ユンギもね笑」

YN「そうですね笑」

JN「それでも戻ってくるもんね、ハウンちゃん」

YN「…」

JN「ユンギがそれでいいならいいんだけどね？」

YN「…」

JN「でも、25歳になったんだから自分を愛してくる人に出会わないとね」

YN「…」

JN「お節介ごめんね？ 気にしないでっ？」

YN「ジンヒョンの言う通りですから、大丈夫です」









苦しそうに笑うユンギはいつかに見たナムジュンみたいだった

俺の周りはいつも片想いばっかりでやっとカップルが出来たと思ったら

今はこうやって壊れそうになってる



誰かは前の恋人を愛して

誰かは自分の愛を捧げてからっぽで

誰かは自分を必要として愛してくれるがいるのに探し続けて



ナムジュン、お前は大切な友達と同じ人に恋をしたんだよね




でも、もう新しくできたよね？




Aちゃん、君は誰が好きで誰のぬくもりを求めてる？









YN「もうそろそろ行きますね」

JN「うん、今度はハウンちゃんと来なよ？」

YN「あぁ、考えておきますね笑」

JN「うん笑」

YN「それじゃぁ」

JN「ありがとうございました！」









Aちゃんが日本に行って3ヶ月が過ぎた頃









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