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心配-JM ページ29

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キュッ…キキュ…








イヤホンから漏れる音楽に合わせて靴が鳴る









JM「グク〜、そろそろ休みなよ〜」

JK「…」

JM「グク〜? 聞いてる?」

JK「…」

JM「グク!!!!!」

JK「…! あ、すみません、なんですか?」

JM「…もう… もうそろそろ休みなよ」

JK「いや、あとちょっとしたら」

JM「仕事から帰ってきて休憩もなしにずっとしてるでしょ?」

JK「ヒョンもじゃないですか」

JM「俺は確認程度にやってるだけだけど、グクは…」

JK「同じようなもんですよ」

JM「とりあえず、休みなよ」

JK「…わかりました」

JM「うん、お水持ってくるね」







最近いつも練習室の明かりはついたまんまだ
昔から努力家で自分に厳しかったグクだけど
たまには息抜きをちゃんとしてた

防弾少年団としての仕事も今は忙しい時期で
ヒョンたちは家に帰ればベットに直行するし
本当は俺だってベットの中で温まりたいって思ってる

でもグクは当たり前のように練習室にはいる
何も言わないでただひたすら練習をする


最近は宿舎のベットより車の中で寝てるのをよく見かけるし…


心配でしょうがないよ









JM「持ってきt…」









ほらまた練習してる









JM「グク!!!」

JK「ビクッ… な、なんですか?」

JM「なんで休んでないの!?」

JK「え?休みましたよ」

JM「休んでない!」

JK「なんで怒ってるんですか?」

JM「怒ってない!」

JK「…怒ってるじゃないですか…」

JM「自分を大切にしないから怒ってるの!!」

JK「怒ってるんじゃないですか」

JM「休んで!!」

JK「はい、わかりましたよ…」









JM「もう…、はいお水」

JK「ありがとうございます」

JM「なぁ、グク」

JK「はい?」

JM「どうしてそんなに練習をするの?」

JK「え? …ヒョン達より遅く入ってきたんですから当たり前じゃないですか」

JM「確かに、練習することはいいことだけど、やりすぎはよくないよ」

JK「やりすぎてませんよ、自分がしたいと思っているんですから」

JM「…」

JK「それにはやくしたいんです」

JM「ん?何を…?」

JK「もっと知名度をあげていろんな所に行きたいんです」

JM「どうして?」

JK「早く見つけたいんです」

JM「…」









数ヶ月も一緒に暮らせば一瞬でわかるんだ









またAさんのことだって









いつまで探し続けるの?









探し続けて4ヶ月たったよ?







.

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けみ - よかったです! (2019年1月14日 0時) (レス) id: 634fba163f (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん先輩(プロフ) - すいません!教えていただきありがとうございます! (2016年11月23日 15時) (レス) id: 4bcd64730c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっちゃん先輩 | 作成日時:2016年2月20日 19時

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