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第30話:浅葱の心 ページ31

その日から千鶴ちゃんは以前のように戻った。
私はと言うと、未だにこの新選組にいた。

A)…それにしても沖田さん。

沖田)なに?

A)…私の秘密を他の人にバラさないなんて変な神経してますね。千鶴ちゃんも…

沖田)僕の勝手でしょ?

貴方の勝手にしてもそうだと思う。

A)…本当は聞いてたんでしょう?あの日の話。

沖田)…君たちが大声で話してたからね。

A)そんな覚えはありませんよ。

精々千鶴ちゃんが叫んだくらいだ。
しかも、話す前から沖田さんはいた。

沖田)君、逃がさないから。

A)…さぁ、私が勝つか貴方たちが勝つかの話ですね。

貴方たちが私を逃がす気がなくても私はいつでもここを出られる。

沖田)勝てる自信があるんだ。

A)…人間に私が負けるとでも?

沖田)さぁね。やってみないと分からないでしょ。

負けない、絶対に。
いや、負けちゃいけないんだ。

A)…そんなに自信があるのなら…今すぐ私を捕まえてみては?

沖田)君っ!!

A)私はもうそろそろ帰らないといけないので。

沖田)早い!?

私はすぐに外へと移動した。
当然人間の速さで付いて来れる筈がない。

A)…千鶴ちゃんに伝えておいてください。その身に何が起きても信念を貫き通せるか…と。それでは。

沖田)待てっ!!

私はその場から去った。





これから起きることは予想もしてなかった。
何があっても変わらない。
そう思ってたのは私だけだったのかも知れない…




浅葱の心。
その色は私の何を変えたのだろうか…

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斎藤ようこちゃん(プロフ) - ご無沙汰です。悲しいですね。続き気になります。 (2015年4月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 悲しい過去ですね。幸せになって欲しいです。 (2015年1月26日 2時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 良かったです。 (2015年1月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» むちゃくちゃ元気ですよ笑 そちらも元気そうで良かったです( ´ ω ` ) (2015年1月25日 22時) (レス) id: 44f0ddf406 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 元気そうで良かったです。 (2015年1月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ビビ | 作者ホームページ:http://nekomoti  
作成日時:2014年5月22日 3時

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