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第3話:迷子 ページ4

A)…困った…

自分がどの方面から来たかすら忘れてしまった。

A)…自分の馬鹿さに呆れるな…

しょうがないから適当に行こう。
きっといつかは思い出すだろう。

その考えが甘かったと思う。
日が暮れ始めた。

A)わぁ…真っ赤。ある意味綺麗かも。

歩き回った結果更に迷ったような気もする。
それでも歩いた。

A)…何これ…

目の前に広がる赤。
これは血…

A)…何でこんなのが…

転がってるのは死んでる浪士。

A)…見ちゃいけないもの見た気がする…

冗談抜きで本当にそう思った。
一刻も早くこの場所から去らなければ大変なことになる。

そう頭の中で思った。

A)この人たちには悪いけど…

私にはなにもできないから。

A)あっ…

後ろに何かがいるのが分かった。
人…いや、人じゃない。

人に似た何かが…

A)…だれ?

??)うひゃひゃひゃひゃ!!

真紅の瞳が私を捉える。
あぁ…本当に人間じゃなかった。

A)…あぁ…そうか…これ、こいつらの仕業か…

??)うひゃひゃひゃひゃ!!

A)…はぁ…お前らのせいで私に何かあったらどうするんだよ…

返事はない。
それもそうか。
狂った奴に返事求める方がどうかしてる。

A)…まぁ、逃げるが勝ちだな!!

私は全力で駆け出した。
逃げるが勝ちって言うだろ?

まぁ、そこまでは良かったと思う。

??)うひゃひゃひゃひゃ!!

こいつさえ追いかけてこなければ…



この時、月明かりは町全体を照らしていた…

第4話:血→←第2話:背中



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斎藤ようこちゃん(プロフ) - ご無沙汰です。悲しいですね。続き気になります。 (2015年4月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 悲しい過去ですね。幸せになって欲しいです。 (2015年1月26日 2時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 良かったです。 (2015年1月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» むちゃくちゃ元気ですよ笑 そちらも元気そうで良かったです( ´ ω ` ) (2015年1月25日 22時) (レス) id: 44f0ddf406 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 元気そうで良かったです。 (2015年1月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ビビ | 作者ホームページ:http://nekomoti  
作成日時:2014年5月22日 3時

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