親友の死 ページ2
――友達が死んだ。
親友が。いいやつだったのに。
考えたくなかった。まさか、いつも二人で笑いあっていた日々が終わるなんて。
遺影に写る雅人の顔は、これまで俺も見たことがないような笑顔だった。
雅人の母親は涙ながらにいろんなことを話していた。
雅人は中学のころにいじめられていて、そのときにあんまり力になってあげられなくてごめんね、とか。親友の悠君にはお世話になりました、とか。母親がこっちを向いたので、軽く頭を下げた。
――雅人には、もう会えない。
それから何か月か、俺はつまらない人生をずっと送っていた。毎日新鮮な気持ちで過ごしていたあの頃……雅人がいたころとは大違いだ。今日迎えた雅人の命日の儀式(？)も、ぼーっとしながら過ごしていた。
帰り道のことだった。
雅人のことばかり考えていたら、前が見えていなかった。急ブレーキをかけた車が、俺に近づいてきた。
視界が回る。目の前が真っ暗になって、息もできなくなった。
――これで、雅人のところに行けるのかな。
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長月麗(プロフ) - うーん、すごくコメント欄が寂しい…。みなさん、ぜひぜひいろんなコメントしてください！ (2017年11月19日 13時) (
レス) id: 80c0586c58 (このIDを非表示/違反報告)
長月麗(プロフ) - なんか本当に更新遅くてごめんなさい… (2017年11月17日 22時) (レス) id: 80c0586c58 (このIDを非表示/違反報告)
長月麗(プロフ) - 100hitありがとうございます！ (2017年10月21日 18時) (レス) id: 80c0586c58 (このIDを非表示/違反報告)
長月麗(プロフ) - あと、文章の書き方を編集したので「設定(＾◇＾)」と「親友の死」が更新されています。内容は変わってないです。（設定は主人公の名字だけ追加してます） (2017年10月20日 17時) (レス) id: 80c0586c58 (このIDを非表示/違反報告)
長月麗(プロフ) - 更新遅くなって本当にごめんなさい！ 言い訳をすると今回のお話（異世界へ）が長めだったので、テスト中は更新する暇がありませんでした… (2017年10月20日 17時) (レス) id: 80c0586c58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：長月麗 | 作成日時：2017年10月12日 22時
