ぷりんすなお姫様 ２【すとぷり】

ひなちゃん ページ5

朝目を覚ますと
私のケータイにもころちゃんのケータイにも

すっげぇ量の通知が来てた。

相手はどちらもさとみくん。

ころん「…迎えに来るって」
A「わかった」

どうやらディスコ順に飼われるらしい、私。

支度をしてると
アホみたいにインターフォンを連打する音が聞こえた。

さとみ「Aーーー！！迎えに来た！！！」
A「あ、ちょっ、待って！ころちゃんありがと、お邪魔しま…」

バタン。

すごい勢いでころちゃんの家から
連行される私。

A「待ってさとみ氏！！」
さとみ「時間もったいない！！！」

タクシーを捕まえて私を放り込むさとみくん。

さとみ「ふぅ、」
A「なんやねんあんた」

さとみ「Aには今日一日ひなちゃんになってもらいます」
A「いや意味分かんないんだけど」

なんか目をぎんぎんに光らせて言っている。

さとみ「そーゆーことだから！」
A「いやなんもわかんねぇんだけどw」

右手の親指を立ててキラッキラしてる。

タクシーから降りて部屋につれてこられる。

あー、これが盛った男か。

なんて馬鹿なこと考えてると
まじで盛ってるようすのさとみくんは、

部屋に入るなり私をソファに押し倒した。

A「あの、さとみくんはさ、佐野ひなこちゃんにこーゆーことしたいって思ってるわけ？」
さとみ「え、何言ってんの」
A「いやあんたがひなちゃんになれって言ったんやろ」

ぽかんとした顔で私を見下ろすさとみくん。

さとみ「猫のひなちゃんね？」
A「うん、それもおかしいから」

さとみ「俺にお世話されてほしいってことを言いたかったの！」
A「日本語不自由になっちゃったんだね」
さとみ「うるせぇよ噛むぞ」

さとみくん酔ってんのかな？ん？？？

ペラペラ今日の予定を説明されてるんだけど、

ずっと腰をつんつんされてて
全然集中できない。

こいつ絶対私がこしょこしょ弱いの
知っててやってるわ。

A「あの、わかったんで、手の動きを止めてください」
さとみ「言い方えろいな」
A「何考えてんだよ」

さとみ「わぁかった、わかった。」

よっこらせっ○すと言いながら
体を起こすさとみくん。

ほんとやめてほしい、そーゆーの。

すとぷりメンバーそーゆーのばっか。
放送中もそう。

A「はい、ご主人様私何したらいーですか」
さとみ「作業部屋制作するから手伝って」
A「それ絶対猫のやることじゃないね」

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