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A「……」
うーん、なんかこの雰囲気やだな。
さとみ「まあみんな仲良いから誰と一緒でも楽しいってことよ」
ころん「また今度やろーよ、ジェルくん負け決定で」
ジェル「なんでやねん」
あ、ちょっと空気良くなった。
窓でも開けてさっぱりしようかな。
一人立ち上がって窓を開ける。
少し肌寒い。
A「ちょっと窓開けときますね」
ななもり「了解」
冷たい風が私の部屋に侵入してきて、
空気が入れ替わってることがわかる。
うん、すっきり。
もう寒いし閉めちゃおう。
みんなもさっきの複雑な顔じゃなくて、
いっぱいいっぱい楽しい顔になってるし。
A「ね、私思ったんだけどね〜?」
莉犬「なんか思いついたんか!」
今度の放送でしてみたいことを話す。
余韻とかお疲れ様とかいいながら
結局は活動についてたくさん話した。
ななもり「アンチとか大丈夫だった?」
A「んー、」
そう、私女だから。
他のメンバーは男だから。
リアコさんたちは私の存在をあまりよく思ってないみたいで。
今回のこと…ペットになったことも
嫌だった人は少なくないみたいだった。
A「なんかもう、性の壁がでかすぎる」
莉犬「……うん」
で、私はその男メンバーたちに
ちょっとドキドキしてしまってるという事実。
認めたくないけど、意識してしまっている。
そっと絆創膏に触れる。
A「あ、そうだみんな今日泊まっていくつもりなの?」
ころん「僕そのつもり」
るぅと「ころちゃん自分の家じゃないから思う存分散らかすつもりなんだろうな」
さとみ「それめっちゃ嫌な奴やんw」
うーわやだやだ。
私はこの部屋が荒れに荒れている光景を想像して
思わず身震いをする。
A「あ、そうだ。私ケーキ貰おーっと♡」
冷蔵庫から大切にケーキを取り出す。
A「お酒飲む?」
ころん「飲む!」
人数分グラスを用意してケーキと一緒に持っていく。
A「いただきまーす」
「「「かんぱーい」」」
みんなが乾杯している中、
ケーキを一口放り込む。
A「おいしー♡」
いやもうまじるぅとくんセンスある。
あ、ころちゃんか。
ケーキを食べ終わってあたりを見回すと、
恐れていた事態が起きた。
あちらこちらに空き缶が転がっている。
A「はぁ…」
いいや、今日はもう放っておこう。
明日からまた私は召使いのように
扱われるんだもの…とほほ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ペット余韻/完
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かりん(プロフ) - ゆにさん» こんにちは !! 4周目 ?! うわあああ愛されてますね嬉しいです とってもとってもありがとうございます ( ; ; ) (2020年5月27日 11時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - どうもこんにちは(^^)この作品4周目中のゆにです(^^)すとぷり関連で1番好きかもです(°▽°) (2020年5月27日 0時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 切羽 糜愛さん» ですよねー笑 (2018年12月4日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
切羽 糜愛(プロフ) - 確かになーくんが言ったら怖そうw (2018年12月3日 6時) (レス) id: ba75b5c5fe (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - るーぺさん» わああ!ありがとうございます!がんばりましょうっ! (2018年11月30日 13時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりん | 作成日時:2018年11月4日 23時