ぷりんすなお姫様 ２【すとぷり】

ペット余韻 ページ20

A@すとぷり
絶対に許さない/Aです cas.st/…

やっとのことでペットを終えた私。

莉犬くんはまだ私のベッドで眠っている。

メンバーはお疲れ様をしてくれるらしく、
お昼すぎくらいに家に来てくれるみたい。

A「はい、というわけで〜。みんなおはよう〜」

おはよう！というコメントがたくさんくる。

朝…いや昼前から放送しても
こんなに来てくれるの、嬉しいなあ。

ーAちゃんお疲れ様w
ーどうだった？
ーA姐さん

A「え、もう、ほんっっっと大変だった」

まじで大変だった。

もうみんなの顔も見たくないレベル。

いやそれは盛りすぎたけど。

A「もう二度とこんなことにならないようにゲームの練習しとかにゃ」

ーにゃ
ーがんばれw

A「うわあ、お茶ありがとう〜画面見えない、あははっw」

莉犬「あれえ？」
A「うわあっ？！！」

ずっと画面を見てて気付かなかった。

背後に立って目を擦る莉犬くん。

ー莉犬くん？
ーえ？

A「ああ、昨日泊まってたの、莉犬くん」

事情話してないからびっくりしたよね、みんな。

莉犬「放送してんの？」
A「うん」

ー莉犬くんと喧嘩したの？

莉犬「喧嘩ぁ？！」
A「いやほんとにまじでムカついた！昨日！」
莉犬「なぁんで！！」

私の肩を掴んでゆっさゆっさしてくる莉犬くん。

A「お前わかってんだろw」
莉犬「わざとじゃないもん」
A「わかってんじゃねぇかw」

というか…
疲れてんのに…
今日もメンバーに会うんだよね…

A「はぁ…」

ーため息w
ーどうしたのー？

A「…いやあ、今日もアイツらと会うのかと思ったら…ため息が出た」
莉犬「みんなに言ってやろー」
A「いいよもう言っても」

ーAちゃんホントに疲れてるw
ーやる気ないやん

A「やる気あるよ！！」

わーー、と言いながら拍手してみる。

莉犬「わーー」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
A「地味に似てるモノマネすんな」

ー似てる！

A「私莉犬くんの真似できんじゃね？」

結構声の系統似てるのかな？

A「『わこりーぬいらっしゃい』…どう？」
莉犬「ジェルくんより似てるよ」
A「あれは論外やろw」

ーイケボ！
ーかっこいい！

A「まじ？イケボ？あ、お茶天球☆」
莉犬「やめとけw」

ピンポーン。

ふとインターフォンが鳴った。

莉犬「え、もう来たの？」
A「ちょ、繋いどいて」
莉犬「任せて」

ええっとね、と話し始める莉犬くんに背中を向ける。

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