【探偵チームkz事件ノート】幸せになりたい。

7.誰？ ページ7

彩

ピピッピピッピピッピピッ

目覚まし時計の音が聞こえる。
もう朝か、、


昨日は、あれからいく所もないから普通に帰ったらすごく怒られ、殴られ、蹴られた。

また、アザが増える。
嫌だな。
長袖しか、着れなくなっちゃう。



これから学校か、

あぁ、嫌だ嫌だ




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彩

今日もいつもと変わらない日だった。

強いて言うなら、クラスの女子が少し嬉しそうだった。

あの時は、気付かなかったけど昨日のアレはクラスの女子達のせいだったのか。納得。


もう、怒りすら湧いてこない。
どんどん人間の感情が無くなってきていると思うと、凄くこわい。
でも、『こわい』という感情が残っているから少し安心もする。
こわいに安心するなんて重傷ね。


そんな事を思っていると、いつのまにか家の近くにいた。

今は、家に帰りたくないな。

近くの公園で勉強でもしようか。
うん、そうしよう。









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彩

まずは、苦手な数学からやろう。


ベンチに座り、そんな事を思いながらテキストを出し、問題を解く。









？「ねぇ、そこの答え。間違ってるよ。」



え？









これが、彩の人生を大きく変える青年との出会いだった

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