わたしの彼氏とわたしのお兄ちゃん (ページ6)

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龍我「A？」

一緒に入ったカフェは
わたしたちのお気に入りのカフェ。

休日だからか人が多くて、
わたしたちは空いていた
窓側のカウンター席に座った。

龍我「Aどうしたの？」

A「別に？龍我何食べる？」

龍我「えー絶対怒ってるもん」

A「…龍我、那須、那須ってお兄ちゃんの話ばっかりするんだもん」

龍我「うん、してた～。……え！？嫉妬！？Aそういうのするタイプ！？」

A「うるさい」

龍我「かわいいんだけど～！！ごめんね！？」

A「うるさい」

龍我「Aが一番！那須はもーっと下だから！！」

A「うるさい」

龍我「今日もAかわいい！ね！」

A「ね、って本人に聞く？」(笑)

龍我「かわいーもん！」

ひたすら1人で話し続ける龍我。

龍我「A、ティラミス？」

A「うん」

龍我「好きだもんね～、俺はチョコパフェ！これこの前Aの一口もらって美味しかったんだよね～」

A「あれ結構ボリュームあるよ？あとから焼肉行くけどー…」

龍我「余裕！」

結構龍我のことを許しちゃう。

別に悪気があったわけじゃないし
お兄ちゃんのこと好きなだけだし。

けどやっぱり嫉妬はしちゃう。

龍我「A今日もかわいいな～」

A「弁解してるの？」

龍我「弁解？なんの？」

ストレートにこう言ってくる龍我の言葉、
いつも急に言ってくるから照れてしまうの。