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終わり ページ24
(愛香)え…なんでいるの…
(八島)俺が呼んだ
今日も送ろうと思って待ってたら綾音から聞いて
優斗くんにも聞いてもらおうって
(綾音)そういうこと
(相良)全部聞いてた
そういうことだったんだな
(愛香)いや、え、ちょっ…
(相良)別れて
(愛香)え……
(相良)別れて
(愛香)はい…
ダンっ！
愛香ちゃんは荷物を持って走って行った
(相良)………あの…さ、
なんていったらいいか……
(八島)まず謝れよ！！！
(綾音)透！！
(八島)…ごめん
(相良)A、ごめん
本当に申し訳なかった
Aがサッカー部のために頑張ってくれてること
ちゃんと見てやれてなくてごめん
それと、Aの想いに気づかなくてごめん
(A)いいんです、もう
(相良)よくない！
今さら何言ってんだって思うと思うけど
俺、Aのこと好きだった
(A)へ…？
(相良)でも俺、Aは透のこと好きなんだと思って
負けた気がして悔しくて
それを隠すために愛香の告白…返事しちゃって
(A)私…そんなこと聞きたいわけじゃない……です
(相良)わかってる
Aに散々ひどいことして…
でもだから最後に伝えたい
Aが好きだ
(A)わ…私帰ります
(相良)A！
(綾音)あっ、ちょっと待ってA！
その場に居られなかった
その後は無言で綾音と並んで歩いた
家に入って
綾音から頑張ったねってLINEが来た時は自然と涙が流れた
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作者名：朱華音 | 作成日時：2019年3月4日 18時
