男好き52 ページ7
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これからどうしようか、担当場所にも向かわないと行けないのに…。
服は違うが日輪刀は背中に入れてきた、
これ以上遅れる訳には行かないし、取りあえずそのまま見回りだけしよう。
そう考え、足を進めようとした。
「__おい、てめぇ今暇か、」
見なくても分かる、この荒々しい口調は、
…厄介な人に出会ってしまった。
私は平然を装い、振り返る。
『いえ、色柱様から用事を頼まれていまして今は手が空いておりません。
すみません、風柱様』
私の返答に対し、不死川さんは露骨に眉を顰める。
まぁ気分を害している原因は、
「色柱だぁ…?あいつの用事何てどうせろくなことじゃねぇだろ。
俺のは急用何だよ』
そう、私が関わっているからだ。
自分より私が優先されている事に苛立っているのだろう。
先約の方が優先されるのは常識だが、私の場合は例外らしい。
私が口を開かない間にも、彼の苛々は蓄積されている様だ。
仕方がない、ここは不死川さんに合わせておくのが適切だろう。
『急用、ですか。何でしょう』
「付いて来い」
そう言うと、私には構わずどんどん先に進んで行く。
え…、何か任してくれた方が色々とやりやすいのになあ。
私はそう思いながらも、後を続いた。
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匿名 - 濃ゆいって方言ですか? (2019年12月26日 23時) (レス) id: e1da86b5ff (このIDを非表示/違反報告)
麗優(プロフ) - ほんとですよね笑 無敵だけどいい迷惑ですね。はい、よろしくお願いします! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 114271c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 猫まんまさん» あ、そうなんですか(笑)教えていただいてありがとうございます! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 麗優さん» 何で職場なんですかね、、ほんとあれは無敵スキルですよね、、これからもよろしくお願いします! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 伊織さん» あっ。でも、そのグループ解散しちゃって…。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 | 作成日時:2019年12月4日 22時