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男好き74 ページ29

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『伊之助くん、その被り物、取って見せてくれませんかね?』


私は興味が湧き、突拍子もなくこんなお願いをしてみた。




すると伊之助くんは両手でガードするかの様に、頭を押さえる。





「な、何でだよっ!見たって良い事ねぇぞ!」


『えー、見たかったんだけどなぁ』


「柱っつってもぜってぇ嫌だからな!」




頑なに手を離そうとしない伊之助くんを見て、


これ以上追求するのは申し訳ないと思い、私は諦めました、と両手を上げる仕草をする。




それを見て、伊之助くんはやっと頭から手を離した。









『伊之助くんがあまりにも素敵な事を言ってくれるもんだから、
 
そんな真っ直ぐな人はどんな瞳をしてるのかなって、気になったの』


「、んなッ…!」



つい数時間前までは、その真っ直ぐな瞳が、嫌いだったのに、

今は何故か求めてる。




無邪気さ、って、案外一番恐ろしいものかもしれない。


一瞬にして、人の気持ちをいとも簡単に変えてしまうのだから。



まるで魔法みたい。


 



「…何か胸がこう、むずってなったぞ…何だよこれ、気持ち悪い、あぁ畜生!


は、柱…油断ならねぇ!」


どういう訳か、警戒心を剥き出しにしてくる伊之助くん。




え、今の話の流れでどうしてこうなる…?



私がきょとんとしているのを無視して、

まだ善逸くんで手こずっている炭治郎くんの元へ走って行った。
 

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匿名 - 濃ゆいって方言ですか? (2019年12月26日 23時) (レス) id: e1da86b5ff (このIDを非表示/違反報告)
麗優(プロフ) - ほんとですよね笑 無敵だけどいい迷惑ですね。はい、よろしくお願いします! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 114271c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 猫まんまさん» あ、そうなんですか(笑)教えていただいてありがとうございます! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 麗優さん» 何で職場なんですかね、、ほんとあれは無敵スキルですよね、、これからもよろしくお願いします! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 伊織さん» あっ。でも、そのグループ解散しちゃって…。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 | 作成日時:2019年12月4日 22時

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