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22話 ページ23

中原side


中原「ッ手前はなんで重力にそこまで執着してんだよッ」

飛んでくる炎を避け乍、疑問をぶつけた

伊坂「さぁ?なんでだろうなッ」

手から編み出されるその炎は微かに青くなっていた

右に 左に 上に 避けていると地面に落書き(グラフィティーアート)が書かれていることに気がついた

中原「これは_」

よく見てみようと近づくと、それはゆらゆらと揺れ、火があがった

中原「なっ_」

服の一部が焼け落ちた

伊坂「ほらほら〜、気になるからって近づかない方がいいよ?」

"放火する場所には落書きが必ずあるんだから"

そう言い口角を上げるそいつはまるで

中原「道化師(ピエロ)見てぇだなァ!」

地面にクレーターを開け、地面を敵にぶつけた_



.


太宰「この傭兵、結構動き同じだね…」

次々と出てくる傭兵の攻撃を躱す

太宰「ねぇ…君の首領ってどんな人なの?」

佐藤「優しい人だ」

これじゃぁ拉致があかない

佐藤「避けてばっかじゃ終わんねぇぞ?」
太宰「あーもう五月蝿いなァ…」

銃で撃って倒しながら敵に近づいて行く

太宰「君を導いてくれた女性ってさぁ…

ちょっと前に噂になってた仏蘭西(フランス)の人?


そう言うと

佐藤「__お前_ほんっとムカつく」

剣を持って此方に飛んできた

太宰「図星だね?」

佐藤「お前は俺がぶっ殺 す__!!」


.


瀬名「ボスの命令はお前を殺 すこと__」

瀬名「だから大人しくしてくれれば優しく殺 してやるよッ」

『そう言われて大人しくなるやつなんて居ねぇよ!』

『そもそもなんでお前はそいつに従うんだ?』

攻撃を繰り返してくる此奴にそう問う

瀬名「俺を助けてくれたからだ。」
瀬名「家族が死んで一人だった俺を助けてくれたのはボスだった」

瀬名「この大っ嫌いな異能を"良い異能だ"って言ってくれたのも、今の居場所をくれたのも全部ボスだったから、俺は従うんだよッ!!」

『良い異能だ_?そんなの良いように言われて利用されてるだけじゃないのかよ!!』

蹴りを入れる

瀬名「グッ__違う_違うんだ!!」





.

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作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時

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