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45やで ページ46




「よぅし皆、ウォーミングアップはそこまでにして、一旦集まれ〜」


そうコネシマが大声で呼びかけると、そちらの方にぞろぞろ集まった。集まってから、また大声で俺の名前を呼ばれた。


「今日だけリハビリとして一緒に練習する、俺の従兄弟のA!!」

『あ、ども。コネシマに似てるらしいAです。今日限りですけどよろしく頼んます』


そう俺が自己紹介すると、周りから似ているだの雰囲気マジそっくりだの、想像通りの言葉が聞こえた。せやろなぁ。幹部様達も服で判別つけとるしな。

コネシマが手を叩くと、途端に静かになった。おぉ、流石訓練しとるだけあんな。


「おし、じゃ手始めとして、スパルタクス」

「ハッ」

「A、あいつと模擬戦してくれへん?武器はナイフから拳銃、刀でも、なんでもOK!全部ゴム製やから安心し!で、一度でも相手に攻撃が入ったら終了な」

『ほうほう。大体は把握』

「ん、じゃ武器選んで」


俺は壁際に置いてあった武器達の中から、小さめのナイフを選ぶ。
あのバケモノが来た時に真っ先に掴んだのはフルーツカットナイフだったのを思い出し、意外にもそれが手にフィットしていた事からこれに決めた。


『これで』

「じゃあ私は拳銃で」

「せやな。そっちの方がバランスとれるな」


お互い位置につき、スパルタクスが一礼したのを見習って俺も一礼する。礼儀とか知らんからこれでええんかどうかいまいち分からん。


「今回は特別に俺が審判するわ。


Are you ready?」

「Yes.」

『…Yes.』



「3、2、1、Go」



ビー、とけたたましい笛の音が響き、試合が始まる。
うわ、空気めちゃくちゃピリピリしてる。闘うってこういう感じなんや…

そう、変な空気を味わっていると、スパルタクス(以下タッくん)が攻撃を仕掛けてきた。
といっても、1発こちらに撃ってきただけやけど。

意外にも1番動く足元を狙ってきて、非常に助かった。


『ホッ…とぉ』


軽々と避けると、タッくんは驚いた顔をする。あ、リハビリって言ったから怪我した部分が脚やと考えたんか。生憎左腕なんでね、足元の攻撃は効かんのよね。

タッくんはどんどん足元を狙ってくるが、難なく避け続ける。が、こちらも攻撃しないと面白くない。


俺はナイフを利き手ではない左腕に持ち替え、タッくんにまで距離を詰める。


「…!?」

『油断せんといてや』




文字数この野郎(^ω^)

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みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜!! (2019年8月6日 19時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい!!! (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます!! (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜!密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います! (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずがみ。 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年7月19日 9時

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