４６やで ページ47
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タッくんは驚きつつも素早く避ける体制に入った。でも、それがあかんのよなぁ。
俺はタッくんがその体制に変える隙に、右足を間に入れる。
まぁいい音して頭ぶつけたわけですよ、これが。
「いっ！？」
『ありゃ、大丈夫か？』
心配しようと近づいた。…俺も、油断しすぎやろ。
タッくんはこちらに拳銃を向けて撃ってくる。反射的に避ける事は成功したけど、また近づけなくなってしまった。
また五十歩百歩な争いが続く。
…あれ、そーいや弾の限界ってあるよな？
タッくんは今まで何発撃った？
だいぶ撃ってきたよな？
そろそろ限界とちゃう？
すると、タッくんが一瞬だが顔を歪めた。彼はすぐに表情を変えたが、俺は気づいてしまった。
多分なくなったんやろ。
その間に距離を詰め、右手で彼の左腕、拳銃を持っている方の腕を掴んだ。
「…！あ、え……」
『…やっぱ弾切れか』
至近距離でも撃たへん。しかも足元に銃口が向いているのに、引き金を何回も引いているのに出てくる音はカチッという音だけ。当たりやったな。
「…どうぞ、倒すなら倒してくださいよ」
『ん〜でも俺のリハビリになってへんしなぁ』
「…何すればリハビリになりますか？」
『ここの部屋、ひたすら逃げて。俺が捕まえたる』
「そうしたら貴方のリハビリになります？」
『まぁせやな。コネシマ、ルール変更』
「OK.D！ちゃんと全部聞いとったで！！」
流石コネシマ。
早速ルール変更し、タッくんに逃げてもらう。
まぁ倒すより捕まえる方が簡単やし。
まず観察。どういう帰路を通るのか、どういう決まりがあるのか等マジマジと見る。
…おし、イケる。
タッくんは8の字型に走るタイプの人や。つまり、こういう人には逆8の字に走ると捕まえやすい。
タッくんと逆方向にグルグル回っていると、はたと突然タッくんと会い、左腕を使って反射神経で腕を掴む。そして右手に持ち替えていたナイフをタッくんの喉に当てる。
これで一本。
「Game set!
Winner A〜！！！」
『…ふぅ〜！めちゃくちゃいい運動なったわ！最近身体あんま動かしてなかったし！！』
「A強なったやん！」
「…ちょっと、楽しんでるところ失礼」
『…？ぺ神、どした？』
「はぁ…A君、タイムラグって知ってる？」
『タイムラグぅ？そんなん知っとる…ゔ！？』
急に脇腹が痛み出した。そーゆーことか…！！
「はぁいベッドに戻ろうねぇ」
『またベッド生活なんて嫌や〜！』
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みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜！！ (2019年8月6日 19時) (
レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい！！！ (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます！！ (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜！密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています！ (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います！ (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
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