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36やで ページ37




『え〜、3日間あざました。また来れたら遊びに来ます』

「はいよ〜」

「色々気をつけてな」

「今度は鹿肉持ってきてや!」

『はいはい』

「また手紙送るね」

『ん、待っとるな!』


そんなこんなで城の中で過ごし、山に帰る日となった。
元々そんなに長居するつもりはなかったし、流石に帰らないと畑とか鶏とか色々大変やからな。

なんと幹部の皆さんに見送ってもらってます。すごいね、もう2度と経験せんやろ。


馬車に乗り込む前に、コネシマの手を握った。コネシマは笑って握り返してくれた。


「またな、怪我せんといてや」

『そんな簡単にせんよ。コネシマも元気でな』

「おう!」


そう言って馬車に乗り込む。

ゾムやシャオロン、コネシマは俺が見えなくなるまで手を振ってくれた。他の人は微笑みながら見送ってくれた。


馬車の中で3日間の思い出を振り返る。
俺一生できん経験したかもな。
何よりコネシマが元気で、生きとってよかったわ。









「…きて……起きてください、着きましたよ」

『ぅん?』


運転手さんが寝ている俺を起こしてくれた。起きて降りると、もう山に入る入り口に着いていた。あれ、俺目的地行ってへんよな?あ、あとお金も…


『あの、お金…』

「もう貰いましたので、大丈夫ですよ。では」


俺を置いて去った馬車は、どこか俺を軽蔑しているように見えた。

…え?幹部様有能すぎん?神すぎん?神やったわ。


流石幹部様、とあの方達を褒め称えながら山へ登る。




家に帰って早々、ベッドに身体を預ける。そして、耳元の何かを触る。
ロボロに特別に、と作ってもらった、コネシマとお揃いの水色のインカムだ。

コネシマが何かあった時の為にと、総統を通して作ってもらったそうだ。いやコネシマ過保護すぎやろ。


『…まぁ、嬉しいけどな』


俺はふふ、と微笑んで、寝巻きに着替えていない状態で寝てしまった。



朝起きて腰が痛くなっていた事は、コネシマにも内緒にしよう。



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みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜!! (2019年8月6日 19時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい!!! (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます!! (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜!密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います! (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずがみ。 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年7月19日 9時

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