殺戮の天使×ワイテルズ２ (ページ5)

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B2 相談２ページ5

きん「…あの化け物には会わせたくないけど、シャークんを助ける為だもんね。俺は行っていいと思う」

Na「うん。…シャークんは？」

シャ「俺は…あんまり行ってほしくないけど、早くお前らの役に立ちたいし…行くかわり、絶対戻ってこいよ」

Na「…うん。必ず、戻ってくるから。じゃあ、取ってくるね」

きん「お願い。…ほんとは俺も行きたいけど、無理かな？」

Na「うーん…わかんない。でも、これはグレイから与えられた試練だから、俺１人で行くよ」

きん「そっか。…気をつけて」

Na「ありがとう。行ってくる」

…そうだ。

折角下に行くなら、B6にも行ってみたい。

まだ、あの鎌持った怪物が居たとしても、ぶるーくは生きているかも知れない。

B6にも降りられるかグレイに聞いてみよう。

きんときとシャークんに承諾を得たので、扉を出てまたグレイの所へ行く。

…やっぱりおかしい。

俺が扉から出てきた所は、懺悔室に入る前の部屋だった。

このフロアの仕組みはどうなってんだ？

すごいモヤモヤするが、早く止血剤を取りに行く為、先を急いだ。

…神父がいた。

まぁ、そりゃ当たり前か。

ここのフロアの住人だもんな。

はぁ…

声、かけるか。

グ「…どうするか、決めたのかね？」

Na「あぁ…B5に、薬を取りに下に行きたい」

グ「ふむ…よかろう。では、早速行こうか」

Na「…あの、」

グ「ん？なんだ？」

Na「…まだ残っている仲間には、手を出すな」

グ「…もちろん」

下へ降りる為にはエレベーターを使用しなければならない。

だからシャークんときんときに会わないといけない。

…会わせたくないんだけどなぁ。

きん「…！！」

Na「ごめん、きんとき。行ってくるね」ボソッ

きん「あ、あぁ…」ボソッ

シャークんは寝ていたようで、神父を見た瞬間きんときがシャークんを庇うようにした。

その時、コッソリ耳元で伝えた。

グ「…よほど君は私を仲間に近づけたくないようだな。まだ信頼を得ていないか。私は手を出さんよ」

Na「…信じれねぇな」

グ「そうか。…では行こうか、Nakamu」

固いエレベーターが動き出した。

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