B3 アブナイ薬 ２ ページ36
姉ちゃんはそう言い残し、その場から去っていった。
注射の交換OK
1人が２つ刺すのもOK
N「そんなの、やらない。したくない」
きん「なかむ…」
N「特別ルール？とかには従わない。お互いがお互い刺そう。どっちがどっちでも恨みっこなし。いいかな？」
きん「俺は、いいよ。ただ、言い出しっぺのなかむが刺してね」
N「それは…分かってる。シャークんは？それでいい？」
シャ「あ、あぁ」
きん「シャークん本当に大丈夫？」
シャ「大丈夫、大丈夫だよ」
俺は自分に言い聞かせるように言う。
姉ちゃんはどっちがどっちか分かっている。
俺の方が、注射器の中の色がドス黒い。
つまり、俺の方が危ない薬だ。
N「シ、シャークん？じゅ、じゅ、準備いい？」
きん「なかむ、大丈夫。落ち着いて」
シャ「いいよ」
N「いっせーの！」
思いっきり刺した。
早く、早くと言わんばかりに、力強く。
薬の効果は早く届く。
視界がぐらついてきた。
バレないようにしなきゃ。
シャ「…次、行こう」
N「う、うん…」
俺は先に行くことを促した。
ヤバい…そろそろ…
扉を開けると、なかむときんときが心配そうに見てくる。
きん「シャークん、大丈夫？」
N「無理しないで？」
ダメだ…
昔の俺が目の前に出てきた気がした。
嗚呼、もうダメだ。
シャ「なかむ…きんとき…俺から…離れろ…」
N「嫌だ！」
シャ「じゃないと俺は…
お前らを、殺してしまう。
お願い。
今だけ、
逃げて」
ここで俺の意識は途絶えた。
いや、今の意識だな。
昔の、殺人鬼の意識が
バックアップしてきた。
シャ『さぁ、逃げろ。
逃げて、もがけ！！！！』
ヒャハハハハハ！！！！
気持ち悪い俺の笑い声が、廊下に響いた。
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みずがみ。2(プロフ) - 成瀬流々空さん» あざまる(´；ω；`) (2018年10月27日 11時) (
レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬流々空 - 早く体調治せよ (2018年10月27日 7時) (レス) id: 72460b34c7 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬流々空 - みずがみ。2さん» 残念だったなみずがみ、よしえさんに食われてしまえばーか (2018年10月27日 7時) (レス) id: 72460b34c7 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - 成瀬流々空さん» 咳辛いし部活休んじゃったけぇ行けそうにない…ほんとごめん…遊びてぇよ() (2018年10月26日 20時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬流々空 - そういや日曜日に私の後ろの席の方(伝われ)が午後から私ん家に来るんやけど君も来る？ (2018年10月26日 18時) (レス) id: 72460b34c7 (このIDを非表示/違反報告)
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