508話 ページ9
光side
時間ができてAの部屋へ行くと
顔を赤くして汗を少しかいて
眠っていた。
酸素マスクは枕の上に置いてあって
枕に酸素を送っている状態。
そっとおでこを触る。
A「んっ…んん〜っ…」
嫌がられた^^;
「A、熱測ってもいい?」
A「ふぇっ…んん〜…やぁ〜いやぁ(泣)」
熱を測ろうとすると泣いてしまった。
…もしかして俺が来てるって
気付いてないパターン…?
「よしよし、大丈夫だよ。
抱っこしてあげる」
A「グスッ…(泣)
「体温計入れさせてね」
A「んん〜…ひかぁ(泣)」
抱っこすると漸く認識したみたいで安心。
熱を測ってる間に脈も測るけど
やっぱり上がってきてるよね?
呼吸も少し速くて相当しんどいのが伝わってくる。
…38.9℃あるじゃん。
「A、酸素着けようよ」
A「いやっ‼酸素嫌いっ‼(泣)」
「えー、でも苦しくない?」
A「んやぁーっ‼(泣)」
「わかったわかった。
嫌なんだもんね?(撫」
どんだけ酸素嫌いなんだよ^^;
息が楽になるのに。
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作者名:山田光 | 作成日時:2022年9月15日 23時