507話 ページ8
大貴side
あれから数日が経った。
昨日、喘息の発作が起きたから
今日はベッド上安静。
酸素も必要になってきて
昨日からずっと酸素マスクを着けてもらってる。
A「やだぁ…っ…(泣)」
看護師「ごめんね、あと1回だけ。」
A「いやぁ〜っ(泣)」
様子を見に行くと
グズってるAと採血に苦労する看護師さん。
「いいよ、代わるから」
看護師「すみません…お願いします」
「A、ごめんな。
あと1回だけチックんさせてね」
A「やだぁ〜っ!!(泣)」
「うんうん、嫌だよね」
Aの腕を見ると
既に3回失敗されたのがわかった。
こんなに失敗されて可哀想に…。
痛かっただろうな…。
まぁ…Aの血管は難しいんだけど。
なんとか一発で成功して採血を終えることができた。
「偉い偉い(撫
頑張ったね〜。すごいなぁ。強いねA」
A「グスッ…(泣)」
「いっぱい頑張ったから
ここにくまさん貼っておくね^^」
A「んっ…(泣)」
採血でいっぱい泣いて体力を消耗したのか
頭を撫でると目を閉じた。
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作者名:山田光 | 作成日時:2022年9月15日 23時