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506話 ページ7

Aside

今日は朝から具合が悪かった。


看護師さんが持ってきた薬を飲んだけど
気持ち悪くなって隠すためにトイレで吐いた。


ふらふらのまま何とか部屋に戻って
ベッドに潜り込む。


大貴「A、大丈夫?」

「えっ…?」

大貴「さっき、ふらふらで歩いてたから。

熱あるかな?」

「ないよ……」

大貴「…少し熱いね。

熱測ってみよう^^」


首元を触られて体温計を入れられた。


体温計が鳴って私が見る前に
大ちゃんに取られた。


大貴「37.5℃。微熱だね。」

「……」

大貴「気持ち悪いとかはない?」

「…ない」

大貴「…嘘ついてるでしょ。」

「えっ‼」

大貴「大ちゃん嘘つかれたらわかるんだよね〜」


大ちゃんに嘘を見抜かれてしまった。


大貴「さっきトイレで吐いたの?」

「うん……」

大貴「朝薬飲んだんだよね?」

「飲んだ」

大貴「んー…点滴にしようか。

また飲めって言っても厳しいでしょ?」

「うん……」


また点滴か…(涙)

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年9月15日 23時

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